鳥貴族(3193)が鳥二郎を訴える

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東証JASDAQに上場している鳥貴族(3193)が鳥二郎を提訴しました。

鳥貴族と言えば外食産業では珍しく2014年に新規上場を果たした会社で、増収・増益を維持している成長企業です。280円均一商品を維持している鳥貴族ですが、鳥二郎という名前が微妙に似ている店も「安い値段で料理を提供する居酒屋」としてビジネスを行っているのです。


出典 togetter.com

>急成長中の焼き鳥チェーン「鳥貴族」(大阪市)が、よく似た表記の看板を使われて客を奪われたとして、後発の焼き鳥チェーン「鳥二郎」の運営会社(京都市)に対し、表記の使用差し止めや約6千万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。21日に第1回口頭弁論があり、鳥二郎側は「自由競争の範囲内」と請求棄却を求めた。

出典 鳥貴族が鳥二郎を提訴 「似た看板で客を奪われた」

鳥貴族にとって痛手なのは鳥二郎の経営方針でしょう。

鳥二郎と鳥貴族は名前が微妙に似ているのですが、経営方針も非常に似通っています。鳥貴族は全品280円をウリにしているのに対し、鳥二郎は全品270円均一をウリにして商売を行っています。

鳥貴族のウリといえば「安くて美味しい料理」ですが、安いという魅力は鳥二郎の方に軍配が上がってしまいます。似たような名前で似たような経営スタイルを取られているのはとても痛手であり、鳥二郎のせいで鳥貴族の売上が減ったと報道されています。

このように名前が似ていることによって法律問題になるのは珍しいことではなく、上場企業のワタミも『魚民』という名前の居酒屋を展開している会社と争ったことがあります。(結果的にこれは和解となりました)

ダイソーという店もかつて問題になったことがあり、ダイソーと名前がよく似ている『ダサソー』という店に対して「商標権の侵害だ」とダイソーが訴えたことがあります。

これは結局韓国で判決が下り、「似てない」という結果が出ました。

意外にも「店名が似ている。経営スタイルが似ている」という理由で訴えても勝てる見込みは少ないのです。今回鳥貴族が鳥二郎を訴えましたが、今回の件がどう転ぶか注目です。


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