トライステージ (2178)が配当予想を2倍以上に引き上げる

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東証マザーズに上場しているトライステージが配当予想を2倍以上に引き上げると発表しました。

ソース 剰余金の配当に関するお知らせ

四季報を見れば分かるのですが、トライステージはプロスペクト・ジャパン・ファンドが大株主として名を連ねています。それはそれで良いのですが、気になるのはトライステージが「配当性向100%を目指す」という件。


出典 barclay-global.biz

つまり、利益の全額を配当として支払うという思い切った決断をしたのですが、配当性向100%というのはなかなかできることではありません。

1株あたり71円の配当を目指しているトライステージは、株主還元をしっかり行う会社として注目されることになりそうです。

プロスペクトに関しては正直予想通りにいかないことが多く、新株を安値でさばいていた件も「大きな野望を失ってしまったのかな?」と考えることがあったのも正直な話です。

しかしながらカーティスは人の予想の裏を突くという人物です。つまり予想したところでカーティスはその裏をつく行動が多いので、本当にカーティスという人間はよく分からないというのが本音です。

未だに更新されないプロスペクトの経営理念。

上場企業でありながら経営理念を明確に記載していない会社はとても珍しく、やろうと思えば1日でできることをやらないことには疑問を抱いています。

私は当初からプロスペクトは難しい株だと述べていましたが、この意見は今も変わりません。むしろ予想以上にプロスペクトは「難しい」と思っており、ここまで訳の分からない株があるのかと驚いている状態です。

新株を安値でさばいた件は複数の見方ができますが、あれは「カーティス無能説」を強く裏付ける出来事になったのは間違いありません。ただ、わざと安値でさばいて自社の利益に還元するメリットがあるのも事実であり、結局安値で新株をさばいた理由は判明しないままです。

私が心配しているのは株価の下落でも新株のさばき具合でもなく、「カーティスが野望を失っていないか否か」です。

正直に申し上げてプロスペクトの1番の魅力は野望溢れる成長力だと思っています。多角経営を成し遂げるために企業買収を積極的に実行し、買収活動を通じて企業規模を向上する「攻撃的な戦略」がプロスペクトの魅力だと思っています。

で、カーティスは以前「不動産業界を再編する」と語ったことがありますが、それも私がプロスペクトを長期保有したいと思うポイントでした。

要するに大きな野望がある会社はそれ相応の成長が期待できます(例、ソフトバンク)が、そんな野望もなく小さく収まっている会社なんて長期投資して企業価値を狙う戦略なんて意味がないのです。

そのため、「カーティスが以前抱いていた野望」を失っているのであればプロスペクトを長期投資する価値は薄いと思っています。今も野望ギラギラのカーティスなのか否なのかは分からない。

安易に分かる株ではないプロスペクト。

それが魅力であり、最大の欠点なのかもしれません……。


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