プロスペクトが豊商事に対するTOBを失敗と公表

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プロスペクトが豊商事に対するTOBに関して失敗したIRを出しました。

>今回の公開買付けによって、対象者株式を一定数取得することができたものの、平成 26 年 12 月25 日付お知らせ及び平成 27 年 2 月 17 日付「(訂正)公開買付届出書の訂正届出書提出に伴う「豊商事株式会社株式(証券コード 8747)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」の一部訂正及び公開買付開始公告の訂正に関するお知らせ」にて当社が意図していたように、本公開買付けを通じて、対象者を当社の連結子会社とすることはできませんでした。

出典 豊商事株式会社株式(証券コード 8747)に対する公開買付けの結果に関するお知らせ

なんかよく分からない結果でしたね。

あかつきが反対した時点でTOB失敗は多くの人に認知されていたのですが、結局何のサプライズもないままTOBは失敗という形で終わってしまいました。

今までの流れを簡単に整理すると、プロスペクトがいきなり豊商事にTOBを仕掛けて豊商事から反対され、あかつきからも反対されてそのまま失敗しただけになります。私はまさか無策のままTOBを仕掛けるとは思っていなかったのが正直なところで、「え? 本当にいきなりTOBを仕掛けて反対されたまま終わったの?」というのが正直な感想になります。

元々日本での敵対的TOBの成功確率は低かったのですが、だからこそ何らかの策を持って豊商事に対するTOBを実行していたのだと私は予測していましたが、TOBが失敗したのは残念だったというのが正直な感想です。

そもそもプロスペクトが何の意図を持って豊商事をTOBしたのかがよく分からないんですよね。

最初は本気でTOBをすると予測していたのですが、結果を見るとTOB価格の引き上げもなし、更に言えば豊商事が買収対抗策も出さない(連動型配当方針に変更はした)のにも関わらず、結果的にTOBが成功できなかったというのは素直に残念です。

結局カーティスが何を狙っていたのかは未だに分からずじまいなのですが、本気で成功させるつもりでTOBを仕掛けたとしたらそれはそれで整合性が取れないんですよねぇ……。

TOBが失敗したところでプロスペクトは別に損害は何もないのですが、そうだとしても最高のシナリオはTOB成立であったため、それが実現できなかったのは残念です。今後もTOBやM&Aを通じて事業を拡大する戦略が成功するかが否かが問題になると思っています。


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