ゼンショーホールディングス (7550)も赤字予想を発表!

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東証1部上場企業のゼンショーホールディングスが第2四半期累計期間の業績予想を修正しました。


ゼンショーホールディングス 第2四半期累計期間の業績予想修正

売上高…2621億円→2543億円(△3%)
営業益…63億5200万円→18億8100万円(△70.4%)
経常益…57億400万円→12億4600万円(△78.2%)
純利益…14億7900万円→-19億6200万円(赤転)

ソース http://www.zensho.co.jp/docs/2014.8.6press2.pdf

これは厳しいです。

純利益が赤字になったというのが1番のポイントでしょう。

ゼンショーホールディングスは「すき家」などを運営している会社ですが、すき家の一時的な営業休止が営業利益の減益に繋がっているのです。

食材価格と採用コストの増大によって営業利益額を減らしたゼンショーホールディングスですが、正直ゼンショーホールディングスに関してはそこまで絶望する必要はないと思います。

サニックスと比較するとゼンショーホールディングスはまだ救いがあります。

年間配当額を8円から4円に減配しましたが、それでも配当金を支払う意思はあります。しかもゼンショーホールディングスは株主優待をプレゼントしています。

「すき家の一時的な営業休止が終わったら業績は回復する」と私は予測しています。

一時的に株価を下げることは確実ですが、配当金と株主優待が貰える時点で問題はないと考えています。

そもそもゼンショーホールディングスの株を買っている投資家の大半は値上がり目的ではなく、「株主優待や配当金狙いの投資」を行なっていると思うので、株価が下がったらそのまま塩漬けにして株主優待と配当金を受け取り続ければ良いのではないでしょうか。

 

サニックスは株主優待も実施しておらず、配当金も支払っていないので株を保有しているだけだと利益は出ないのですが、ゼンショーホールディングスは別です。

純利益の赤字予測が発表されてもゼンショーホールディングスは長年利益を生み出してくれる可能性を秘めているので、そこまで悲観的になる必要はないかな、と思います。

長期投資家や株主優待狙いの投資家にとって減配は少し痛いニュースになりますが、配当金が貰えるだけまだマシです。

しかも株主優待廃止のニュースが流れておらず、「ゼンショーホールディングスをこのまま保有しても利益を出すことは可能」なので、あまり問題視しなくても良いと分析しています。

ゼンショーホールディングスはブラック企業批判が根強く、「不買運動を起こされた影響で業績が下がった」という見方をしている株主も多いのです。

ブラック企業批判に晒されている企業と言えばワタミ(7522)が有名ですが、ワタミも2014年通期決算で赤字を出してしまいました。

ゼンショーホールディングスの場合、風評被害の影響を受けているのは否定することができませんが、「すき家の営業休止の影響」を受けて減益になっているので将来的に業績が回復する可能性はあります。

 

むしろゼンショーホールディングスがヤバくなるときは「株主優待が廃止されたとき」です。

株主優待の廃止は本当に危険です。

ゼンショーホールディングスが投資家から人気を集めているのも「株主優待が充実しているから」です。

ゼンショーホールディングスの株を100株以上保有しているとゼンショーグループの各店舗で使える株主優待券を貰うことができるので、株主優待目当てでゼンショーホールディングス株を保有している投資家も大変多いのです。

株主優待が廃止されると「ゼンショーホールディングス特有の旨味」が無くなってしまうので、赤字予測を出すよりも大幅に株価が値下がりすると考えられます。

 

今回の決算予測は決して良い結果ではありませんが、まだ最悪の状況が訪れているわけではありません。

ゼンショーホールディングスの株主にとって最悪のパターンは「株主優待が廃止されること」です。

配当金と株主優待が貰えるゼンショーホールディングスは、逆に株の買い増しのチャンスだと捉えることも可能です。

ただ、外食産業自体成長性に期待できない業界に属しているため、この先順調な発展を遂げるのは難しいでしょう。特にゼンショーホールディングスは「薄利多売のビジネス」を行なっているため、業績を安定させるのは少し厳しいと予測しています。

そもそもゼンショーホールディングスの株を買っている人はビジネスモデルを評価しているのではなく、どちらかと言うと「株主優待の存在」を重視している投資家が多いように感じるため、成長性に期待を抱いている人は少ないのではないでしょうか。(成長力だけを重視するのであれば、他の株を買った方が良いですし)

私がゼンショーホールディングスの株主だったら「損切りせず、このまま株を保有し続ける戦略」を立てます。

株主優待目当てであれば株価が上がっても売る必要はありませんし、長期的に利益を得る株としてゼンショーホールディングスをホールドし続けます。

まだ株としての魅力は多分に残っているので、絶望視する必要はないというのが私の意見です。


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