アク抜け

LINEで送る
Pocket

アク抜けとは、悪材料が出尽くして株価の低下が止まる現象のことを言います。

食材を煮込むときにアク(灰汁)が出ることがありますが、アク抜けは料理のアク抜きと同じだと思ってください。悪材料が出尽くした状態になると株価の急落は落ち着き、少しずつ株価が回復していきます。

アク抜け後の株は穏やかに株価が回復するという特徴があります。


アク抜け株を狙って投資する人も多いのです。アク抜け株に投資する場合「売却益を狙う」のがお勧めです。例えば原発事故を起こした後の東京電力も悪材料が出尽くして株価が向上しました。

根本的な解決ができていない事故でも、悪材料がなくなった時点で株価は回復するのです。

悪材料が出た株を買うのは勇気が入りますが、アク抜けした株を買うのは売却益を得るのに効果的です。アク抜け株は長期保有するのに向いていませんが、短期間の利益狙うのに適しています。

株価はずっと下がり続けることはありません。ずっと株価が減少しているように見えても一時的に株価を上げたり買いの需要が高まったりするので、相場の流れを上手く読み取れば大儲けすることができます。

1番難しいのがアク抜けを見抜くことです。悪材料出尽くした状態を判断するのは意外と難しく、「アク抜けだと思ったらますます株価が下がってしまった」ということもよくあるのです。

例えば粉飾決済を行った会社があるとします。この会社の悪材料は粉飾決済になりますが、粉飾決済が原因で株価がダダ下がりしてしまいました。

ある程度株価の値下がりが止まったのでアク抜けかと思いきや、「残業代未払い問題」が発覚して新たな悪材料が出たとします。

この場合、株価はますます下がります。アク抜け株だから大丈夫だと慢心すると多大な損失を抱えてしまうのです。新たな悪材料が出ると更に株価が低下するので、アク抜け株に投資するのは何気にリスクが高いのです。

早急に投資資金を増やしたい方は別ですが、安定して株式投資で儲けたければ優良株に投資するのがお勧めです。アク抜けになったからと安心して株を買うのは早計です。

アク抜けを見抜く眼力を養わないと、株価の動きは読み取れないのです。


スポンサードリンク