オールドエコノミー

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オールドエコノミーとは、古くから存在するビジネスのことを指します。


「これからはオールドエコノミーではなく、ニューエコノミーの時代だ!」と言われているのを聞いた経験がないでしょうか? オールドエコノミーは古臭いビジネスモデルとして笑われ、ニューエコノミー(ITや金融)などが多大に評価されることが多くなりました。

 

ニューエコノミーの成長力が高いのは確かですが、オールドエコノミーだからダメということはありません。

 

例えば製造業はオールドエコノミーとして評価されている業種ですが、いくらIT技術が発展しても製造業の需要がなくなることはないのです。

 

製造業は「ものづくり」という社会の発展に貢献する役目があり、ITにはITの役目・役割が存在します。要するにITが全ての業種のニーズを奪うということはありえなく、「オールドエコノミーだから将来も暗い」というのは少々暴論になります。

 

今もオールドエコノミーよりニューエコノミーの方が高く評価される傾向が強いです。

 

例えばIT業界の予想PERは物凄く高いことが多いのですが、これは多くの人が「IT業界の未来」に期待しているからです。

少しくらいPER値が高くても問題なく、「将来発展してくれるから株価が割高でも買っておこう」と考える人が多いからIT株は割高であることがほとんどなのです。

 

逆にオールドエコノミーと呼ばれる製造業や小売業などは「PBR値が1倍割れしており、PER値も低い割安株」がゴロゴロ存在している状態です。

 

これは多くの投資家が「製造業や小売業よりもITの方が良い」と判断した結果であり、今もオールドエコノミーよりニューエコノミーの方が優れていると考える人は少なくないのです。

 

また、昔ながらの経営を続ける企業も「オールドエコノミー」と呼ばれることがあります。

 

革新的な経営を行なっておらず、時代の流れを読まないで保守的な経営方針を貫いている企業が「オールドエコノミー」と言われることもあるのです。時代の流れに乗れない企業は少しずつ衰退していくので投資先として優れているとは言えません。

 

しかし、「オールドエコノミーは全て悪い。これからはニューエコノミーの時代だ」というのは少々暴論だと思います。ニューエコノミーの代表に抜擢されているIT業界の成長力は確かに優れていますが、今もオールドエコノミーの需要は存在しているのです。

 

また、製造業でも利益を伸ばし続けている会社は存在するため、「オールドエコノミー株が全て悪い」とは限らないのです。

 

株式投資で勝ち続けたければ、「オールドエコノミー・ニューエコノミー」という枠で捉えるのではなく、個別銘柄の業績や動向を分析して優良株を見つけだすことをお勧めいたします。


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