安定配当

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安定配当とは、株主に対して継続的に支払う配当金のことを指します。


安定配当を実施している会社は配当水準を一定に保っていることが多いのです。あらかじめ配当性向を決めておき、純利益額に対して配当金の支払い額を定める会社も存在します。

配当性向を維持するのも安定配当と呼ばれていますが、会社の利益額に関係なく配当金を支払う株も安定配当株と呼ばれているのです。たとえ利益がゼロであっても配当金を支払う会社は安定配当を実施している会社と認識して問題はありません。

日本人に好まれるのは「配当額が変わらない株」になります。つまり、利益額に関係なく配当金の支払額を維持している会社が日本人に好まれるのです。こういう株は年間配当金の予測収入額を計算しやすいので、その後の投資戦略を立てるのが容易です。

安定した不労所得を受け取りたいと思っている方は安定配当を実施している株を購入するのがお勧めです。しかも、安定配当株を複数保有していれば不労所得が途切れることはなくなります。例え1つの会社が上場廃止に追い込まれてしまっても、他に安定配当を実施している株を持っていれば不労所得が潰えることはありません。

確実なインカムゲインを確保したいと思っている方にとって、安定配当を実施している株は頼もしい戦力になるでしょう。安定配当を維持している株を買い集めて不労所得を増やす戦略を採用するのは非常に有効です。

【安定配当のメリット】

1,企業は長期保有株主を得ることができる

長期保有株主は企業にとってありがたい存在です。株を長期保有してくれる株主が多いと会社の長期プランにも賛同してもらいやすくなりますし、会社経営に関する株主の支持も得やすくなります。

安定配当は株主にとってもメリットが大きく、不労所得が確実に受け取れるという点が魅力になります。安定配当を求めない株主も多くいらっしゃいますが、堅実に不労所得を増やしたいと考えている方は安定配当株を購入して不労所得を増やすべきです。

安定配当は言い換えれば年金代わりの存在にもなるため、安心感を得ることができるというメリットもあるのです。

1,不労所得を増やし続けることができる

安定配当を実施している株でも、配当金が減配したり無配になったりするリスクは存在するのが事実です。

しかし、基本的に安定配当株を買い続ければ不労所得は右肩上がりに増大すると考えても問題はありません。1つの安定配当株に全資金を投入するのはリスクが高い行為になりますが、分散投資すればリスクも軽減することができます。

安定配当株をたくさん保有して株数を増やし続ける戦略を貫くのが不労所得を増やすための堅実な方法になるのです。

【安定配当のデメリット】

1,企業は利益が出ていなくても配当金を払う必要がある

安定配当を実施するということは、それだけ企業の支出が多くなるということです。特に利益が出ていない状態で安定した配当金を支払うのはかなりきついのです。

安定配当は株主からの好感度は上がりますが、安定配当主義を貫くことで会社の財務状態を悪化するということも考えられます。

最初から豊富にキャッシュが存在する会社を選べば問題はありません。中には利益過剰金より有利子負債の額の方が多いのにもかかわらず、安定配当を実施している会社も存在します。株主の利益を重視する姿勢は立派ですが、財務状態が健全な株が欲しければそういう会社の株を買うのはやめておきましょう。

2,業績が向上しても配当額が増えない

これは会社の方針によって異なります。

利益額に関係なく、一定額の配当金を支払っている会社は業績が向上しても配当金を増やさないことがあるのです。その代わり利益額が落ち込んでも配当金の額を変わらないのが長所です。

配当性向を定めている会社は配当金の額が業績によって変動します。

そのため、「業績が向上しても配当額が増えない」というのは配当金支払額を維持している会社に限られるデメリットになるのです。


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