安定株主

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安定株主とは、会社の業績や売り上げに反応せず、安定して株を保有する株主のことを言います。

安定株主は企業にとってありがたい存在です。

業績が悪くなったときほど、安定して会社を支えてくれる株主は必要不可欠になります。内部改革案を持ち出して一時的に業績が悪くなってしまったとしても、安定して株を保有してくれる人が多くいれば株価は暴落することはありません。

安定株主がいるお陰で、株価の暴落を避けられるという面もあるのです。


長期投資で儲けたければ安定株主を目指すべきです。ちょっとしたニュースに反応せず、安定して株を持ち続ける気持ちさえあれば誰でも安定株主になることが可能です。安定株主になるメリットは、長期保有による利益を多く受け取れることです。

例えば、配当金を受け取り続けたければ配当金の権利取得日に株を保有している必要があります。長く株を保有していればそれだけ配当金を多く受け取ることができるので、利益率も高くなります。安定株主は自分にも企業にも大きなメリットがあるのです。

また、経営を安定化させるために安定株主の存在は必要不可欠であると言われています。長期保有してくれる株主がいなくなると、ちょっとしたニュースで株価が下落したり上昇したりしてしまいます。安定株主は会社の成長を願うサポーターのような存在です。

サッカーではサポーターが必要不可欠になります。

サポーターがいなければクラブは入場料収入を多く受け取ることができません。サッカーはスポーツなので、成績が悪いときも良いときもあるのです。

しかし、本当にクラブを愛しているサポーターはクラブがJ2に降格しても応援し続けます。サポーターの存在が入場料収入やグッズ販売による利益に繋がり、その利益を選手獲得のお金として利用すればクラブは強化されていきます。

しかし、サポーターがいなくなってしまうと入場料収入も激減し、選手を補強するための資金も得られなくなってしまいます。そうなるとライバルクラブとの差はどんどん広がっていき、強くなりたくてもお金が足りないからクラブを強化できないという悪循環にはまってしまうのです。

安定株主も同じです。クラブが会社と例えた場合、サポーターは株主です。安定株主は会社の業績が悪化してもそう簡単に株を手放すことはありません。その行動の裏づけになるのは「信頼」です。

今は業績が悪いけど、いつか必ず黒字転換してくれるだろう。という思いが安定株主の発生に繋がります。つまり、安定株主は目先に利益に惑わされない将来的な視点を持った理想的な投資家であると言えるのです。

また、買収防衛策としても安定株主の存在はとても心強いのです。

株の過半数が買収を狙っている会社や組織に行き渡ってしまうと、買収が成立してしまいます。しかし、安定株主が数多くいれば買収を阻止することが可能です。

長期的視点がなければ安定株主になることはできません。目先の出来事に一喜一憂するのではなく、長期的に儲け続けるという意識を抱いて安定株主になることを目指していきましょう。


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