平均取得単価【平均取得単価の計算方法】

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平均取得単価とは、今まで購入した1株辺りの株価の平均値を示した額になります。


平均取得単価は証券会社の口座を開設していれば自動的に計算してくれます。わざわざ自分で計算する必要はないのですが、どうしても自分で計算したいという方のために平均取得単価の計算方法を解説させていただきます。

最初に物凄く簡単な例を出すと、2000円で売られている株を1000株買った場合の平均取得単価は2000円になります。平均取得単価には計算式が存在し、以下の計算式を活用すれば簡単に平均取得単価を出すことができるようになります。

(約定単価×株数+手数料)÷株数=1株辺りの平均取得単価

ちょっと難しいので、計算の例を挙げます。

例えば、1株630円で売られている株を500株買ったとします。500株購入するのに315円の手数料がかかってしまった場合、1株辺りの平均取得単価はいくらになるでしょうか?

上記の計算式を当てはめると、簡単に計算することができます。

(630(約定単価)×500(株数)+315(手数料))÷500(株数)=630.63(1株辺りの平均取得単価)

計算すると、1株辺りの平均取得単価は630.63円になりました。なんとも中途半端な数字ですが、実は証券会社は小数点以下の数字は切り上げするようになっているのです。

そのため、平均取得単価が630.63円という数字が出ても小数点以下は切り上げるため、株の平均取得単価は631円になります。

このように、平均取得単価は実際買った価格より高く設定されることが多いのです。これは投資家にとってちょっとしたメリットになります。平均取得単価が高く表示されていれば利益が出たときの税金の支払いが少なくてすむのです。

また、平均取得単価は複数回株を購入したときに計算すると有効です。

1株800円で売られている株を500株購入して、手数料を200円支払いました。しかし、購入した株が750円に値下がったので手数料を200円払って500株追加購入したとします。この場合の平均取得単価はいくらになるでしょうか?

上記の計算式を当てはめると、とても簡単に計算することができます。

(800×500+200)÷500=800.4

最初に購入した500株の平均取得単価は800.4円になります。しかし、小数点以下は切り上げになるので801円になるのです。

2回目に株を購入したときの計算は以下のようになります。

(750×500+200)÷500=700.4

2回目に追加購入した株の平均取得単価は700.4円ですが、こちらも小数点以下は切り上げて701円になります。

後は合計の平均値を出せば良いだけです。

(1回目の購入の平均取得単価+2回目の購入の平均取得単価)÷2=合計の平均取得単価

(801+701)÷2=751

答えはでました。1回目と2回目に500株ずつ株を購入したときの平均取得単価は751円になります。

平均取得単価を知るのは株式投資で儲けるために必須となります。平均取得単価が751円の場合、752円以上の価格で株を売却しないと利益が出ないのです。平均取得単価は損益分岐点であると言い換えることも可能です。損益分岐点とは、利益がゼロになるときの数字のことを言います。

正直なことを申し上げると、平均取得単価が計算できなくても問題はありません。

証券会社が自動で計算してくれるので、平均取得単価が見たい人は自分の口座を確認すれば良いのです。

平均取得単価が計算できないからといって、株式投資の勝率が落ちるというわけではありません。しかし、知識の1つとして覚えておくのは良いことです。自分の子供に対して算数の問題として出すこともできますし、平均取得単価を自分で計算するのは頭を働かせるのに有効です。

平均取得単価を求めたいという方は、上記の計算式を活用してください


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