PBR【株価純資産倍率】

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PBR(ピービーアール)とは、株価の割安性を調べるときに参考にする数値です。

PBRは初心者の方にとって馴染みのない言葉になりますが、株式投資で儲けるために重要になる数字なので覚えておく必要があります。

PBRは「1倍」という数値が基準になり、PBRが1倍より上だとその株は割高になります。

逆にPBRが1倍より下回っているとその株は「割安株」として判断することができます。

例えば、10万円の価値があるダイヤモンドがあるとします。

このダイヤモンドの場合、10万円=PBR1倍になります。


このダイヤモンドは10万円の価値があるのにもかかわらず、7万円で売られている場合PBRは0.7倍になります。本来のダイヤモンドの価値は10万円なので、7万円で売られているダイヤモンドは本来の価値よりも割安で売られているということになるのです。

ちなみに、このダイヤモンドが15万円で売られているとPBRは1.5倍ということになります。

株も考え方は同じで、株の本来の価値が1000円なのに市場で500円の価格で株が売られている場合、PBRは0.5倍になるのです。

本来の価値より安い値段で株を買うのは株式投資の鉄則であり、PBRが1倍以下の株を狙うのは割安株を買うために必須となります。逆にPBRの数値が1倍より高い株ほど割高ということになるので、割安株を狙っている方はPBRが1倍以下の株を買うべきです。

しかし、PBRという数値だけで株の価値を判断してはいけません。

株式投資で大きく儲けるために重要なのは「会社の成長率」です。PBRが1倍以上であってもこれから発展する可能性の高い株は積極的に投資したほうが良いのです。

逆にPBRが1倍以下でも年々業績が悪くなっている株は投資に適しているとは言えません。赤字決算が続いて会社の価値が下がってしまうと株価も減少するため、PBRが会社の価値以上に高くなってしまう可能性が考えられるからです。

そのため、「成長する可能性が高く、PBRが1倍以下の割安株を買う」のが理論的に儲ける株式投資のコツになります。

ちなみにPBRを計算したい方は以下の式を活用してください。

PBR=株価÷1株あたりの株主資本

この株主資本という数値はすでに発行されている株の合計を株主資本で割った数字になります。

実際のところ、PBRは自分で計算できなくても構いません。ネット証券に口座を開いていればすぐに個別銘柄のPBRを確認することができますし、わざわざ計算する必要はないのです。

PBRを重視して割安株投資を行なうか、PBRはある程度無視して成長株を狙うかは投資家によって異なります。個人的には成長株を狙った方が儲けやすいと考えていますが、PBRが低いのにもかかわらず成長し続けている株を狙う手段はあります。

それは日経平均株価が安いときに株を買うことです。

例えば、日経平均株価が8000円の時期はPBRが1倍以下の株はごろごろと現れます。その中には当然、将来性が高い株も存在するので日経平均株価が安い時期に株を買った方が良いのです。

PBR(株価純資産倍率)という言葉は非常に難解のように思えますが、簡単にまとめると「PBRは株が安いか高いかを示す数字」という部分を覚えておけば問題はありません。


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