売却益

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売却益とは、株を売却したときに出る利益のことを指します。


株式投資で儲けようと考えている方は多くの場合、売却益を目的にして株取引をすることが多いのです。1000円で売られている株を100株購入し、株価が100円値上がりすれば1万円の売却益を得ることが可能です。

しかし、実際は売却益から税金が差し引かれます。2013年までは税率が10.147%で固定されているのですが、2014年以降は株式投資の利益に対して20.315%税金を支払う必要があります。

そのため、1万円の売却益を得たらそこから20.315%の税金を差し引いた分が手取りの利益になるのです。

売却益を狙うのは株式投資で儲けるための基本になります。

売却益にこだわらず、株を保有して配当金を受け取り続ける戦略も存在しますが、できるだけ多く売却益を得たいと考えている方は「成長株」を購入するのが良いでしょう。

業績を伸ばしている株は「成長株」と呼ばれており、業績の向上に従って株価もどんどん値上がりしていくのです。今は上場廃止になってしまいましたが、ライブドアは成長株の代表的な存在でした。

ライブドアは配当金を出さず、自分の会社が成長することによって投資家に利益を還元する方針を貫いていた会社です。ピークの時期にライブドアの株を売却すれば多くの利益を受け取ることができましたが、最後は上場廃止という悲惨な結果が訪れてしまいました。

売却益は、「キャピタルゲイン」と言うこともあります。キャピタルゲインは資産を売却したことによって得られる利益を指しており、売却益と意味は変わりません。

言い方が違うだけなのですが、2つの言い方があると多くの方が混乱してしまいます。キャピタルゲインと売却益は意味は同じなので、基礎知識として覚えておくと役立ちます。

【売却益を狙うメリット】

1,すぐに利益を得ることができる

配当金収入を狙う場合、お金が振り込まれるまである程度の時間がかかりますが、売却益はすぐに利益を確定させることが可能です。

自分の買った株価より高く売ってしまえば売却益を得ることが可能になるため、手軽にお金を稼ぎたいと考えている方はデイトレードに手を出す傾向があるのです。デイトレードは配当金収入を無視した手法であり、株の売却益による利益だけを目的としています。

すぐに売却益を得たいと思っている方はデイトレードをやる必要があるでしょう。しかし、デイトレードで勝つのは非常に難しく、結果が運で左右されることも多々あるので初心者の方にお勧めすることはできません。

長期投資を通じて売却益を得ることも可能なので、手堅く儲けたいと考えている方は長期投資に徹するのをお勧めいたします。

2,売却益を狙うのは、上手くいけばとても儲かる

売却益を狙って投資をしたければ、株数を多く揃える必要があります。

例えば、株価が1円値上がっただけで1万円手に入れたい場合、特定の銘柄の株を1万株保有する必要があるのです。そうすることによって1円値上がりしただけで1万円の売却益を得ることが可能になります。(税金分を差し引くと、手取りの利益はもっと減少します)

しかし、逆に言えば株価が1円下がると1万円の含み損を抱えることになってしまうため、売却益を狙うのはハイリスクハイリターンの投資手法に該当するのです。

株価は変動しやすく、1日に10円以上値上がりすることも珍しくありません。1万株保有している状態で保有株が10円値上がりすれば、1日で10万円も稼ぐことができるのです。売却益を狙う投資はすぐに多額の利益を得ることができるのがメリットになりますが、失敗したときの損失も大きくなってしまいます。

より安全に株式投資で勝ちたいと思っている方は、収入源を売却益だけに頼るのではなく、配当金や株主優待による利益も重視した方が良いでしょう。

売却益だけで儲けるのは非常に難しく、素人がデイトレードを始めてもほとんど負けてしまうのです。


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