普通配当【ふつうはいとう】

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普通配当とは、企業が利益を出したときに株主に支払う配当金のことを指します。


配当金には3つの種類があり、普通配当、特別配当、記念配当の3種類に分けられます。通常支払われる配当金は普通配当と呼びます。

配当金狙いで儲けたいのであれば、普通配当を重視してください。特別配当や記念配当は一時的に支払われる配当金ですが、普通配当は毎年貰える可能性が高い配当金のことを言うのです。

無配方針を貫いている場合は別ですが、株式会社は利益が出たら配当金という形で株主に利益を還元します。株主に配当金を支払う理由は単純で、「配当金を貰えなければ株主になるメリットがない」からです。

株式会社は株を発行して事業資金を集めますが、利益が出ても配当金を支払わない株は投資家にとって買うメリットが薄いので自社株がなかなか売れないのです。

と言っても、ごくまれに配当金を支払わないで株価の向上を通じて投資家を儲けさせる会社も存在しますが、これは珍しいケースです。企業が儲けたら普通配当という形で株主に利益を還元するのが基本だと考えてください。

この普通配当は企業によって金額が異なります。

利益をたくさん出している企業ほど普通配当を多く支払うと考えがちですが、実際は配当方針によって支払額が異なります。配当性向が低い会社は多額の利益を出しても普通配当額は少ないですし、利益が全く出ていなくても普通配当を支払う会社もあるのです。

利益額が多い=普通配当を多く支払う

上記の図式は間違っているので、信用しないでください。

多くの初心者が勘違いしやすいのですが、利益を出している株を買えば普通配当を多めに得られるというわけではないのです。配当金をたくさん受け取りたければ多額の利益を出していて、配当性向を高目に設定している会社を狙うべきです。

普通配当は長期投資を続ける基準にもなります。

もし会社の利益額が減少し、普通配当も減ってしまったら長期保有する旨味が薄れます。株を保有していてもあまり儲からないと判断した場合、株を売却しても良いのです。

普通配当の増減額は今後も長期保有するか否かの判断材料になるので、普通配当の値動きに関心を抱くのがお勧めです。

もし普通配当の増減をチェックするのが面倒くさいという場合、安定配当を実施している株を買いましょう。安定配当株はいくら利益が出ても普通配当の額を引き上げないというデメリットがありますが、利益が落ち込んでも普通配当額を下げないというメリットがあります。

普通配当の額にこだわって株式投資を行なうのはとても重要です。

特に配当金をメインに株で儲けたい人は保有株の普通配当額について調べる必要があるのです。


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