業績連動型配当

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業績連動型配当とは、「自社の業績に応じて配当金支払額を変える」という配当方針になります。


業績連動型配当方針を貫いている会社は「減益になったら容赦なく配当額を減らす」という特徴があるので、私はあまり好きではありません。

私が好むのは「安定配当」を支払っている会社です。要するに会社の業績に関係なく、一定の配当金を支払い続ける会社に好感を持ちます。

「業績連動型なら、業績が向上すればするほど配当額が増えるから面白いんじゃないの?」という意見もあると思います。

確かに業績が向上すると配当額も増加するので株主にとってありがたいのですが、「企業業績が低迷すると配当支払額を一気に落とし、業績に応じて株価が下がる」という特徴があるため、業績連動型配当を実施している会社の株を買うのはあまりお勧めできません。

「安定した配当金が欲しい」と望んでいる人は安定配当株を購入するのが得策になります。

「明確で公正な株主の権利を求めるために、業績連動型配当を実施した方が良い」という意見もありますが、私はその意見に対しては否定的です。

安定方針を貫いたり、業績に応じて配当金を支払ったりするのは企業の自由ですが、「日本では安定配当を望む投資家が多い」という事実に注目しなければいけません。

私は業績連動型配当株を保有していた経験があるのでその経験を元に話をしますが、「業績に応じた配当金支払い」は糞ですよ。

業績が伸びているときは良いです。

しかし、安定配当を支払っている株でも「業績が伸びたら増配することが多い」ので、業績連動型の株が優れているとは思えません。

更に言えば減益を発表したり、赤字になってしまったりすると「株価が大きく下がり、大切な配当金収入も減る」ので、個人投資家は嫌気を差して株を売却することが多くなります。

株価というものは需要と供給によって決まるため、「減益を発表して減配した株」を欲しがる投資家は大変少ないのです。

安定配当株であれば「少しくらい減益になっても配当金でカバーする戦略」を取ることができますが、業績連動型配当方針を維持している株は「業績に全ての収入が依存することになる」ため、守備力が高い株だと言えないのです。

業績が下がっても安定配当を支払う株と、業績に応じて配当額を変える株。株主還元を重視しているのは明らかに前者です。

何度も言いますが、業績が伸びているときは良いです。

ただ、「業績が落ちたときに株主も得られる利益が少なくなる」という特徴は非常に危険です。

こういう株は業績が悪くなったらどうしようもなくなり、業績が回復するまで待つか損切りするしかなくなるので、「負けない株式投資」に適していないのです。

長年配当金を受け取り続けたければ「安定配当」を支払っている株を狙ってください。

私は業績連動型配当に関しては完全に否定的な立場であり、業績によって配当額を変える株を積極的に買いたいと思いません。

資産として活躍する株が欲しければ「安定配当株」を多く保有した方が良いのです。


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