鞍替え

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鞍替えとは、上場している企業が「別の上場市場に変更すること」を指す言葉です。


例えば東証2部に上場している企業が東証1部に市場を変えた場合、「東証2部企業が東証1部に鞍替えした」とニュースになることがよくあります。

株式市場というものは東証1部が1番レベルが高く、東証1部に上場しているだけで社会的な信頼を得られるので「理想を言えば東証1部に鞍替えするのが1番良い」のです。

東証1部はサッカーで例えればJ1みたいなもので、「日本を代表する最高峰の上場市場」が東証1部なのです。

東証1部上場企業というブランドはとても強く、多くの企業が東証1部への鞍替えを狙っています。

JASDAQや東証2部から東証1部に鞍替えすると、「市場の期待感が高まって株価が上がるケースが多い」のです。

 

そのため、レベルの高い上場市場に鞍替えするのは一般的に良いニュースとして扱われることが多く、株価の向上が期待できるので「鞍替えするのは投資家にとってありがたい行為」だと捉えるのが普通です。

稀にJASDAQで「王様」として活躍していた企業が東証1部に鞍替えすることにより、会社そのものが目立たなくなって株価が低下するケースもありますが、大抵の場合東証1部への鞍替えは株価に良い影響を与えます。

そのため、投資戦略の1つとして「今後東証1部への鞍替えが期待できる企業の株を買っておく」という投資手法も有効になります。

東証1部に鞍替えする企業は成長企業が多いため、成長株投資に向いているのがメリットです。

鞍替えしたときに株価が上がるのは、「この会社は上場市場を東証1部に変えるくらい信頼されており、今後の業績向上も期待できる」と判断する投資家が増えるからです。

要するに鞍替えをすることによって投資家の期待が高まり、株の需要が増すので株価が上がるという流れになるのですね。

 

東証マザーズで活躍していた株が東証2部に上場したときも「良いニュース」として注目されることが多く、個別銘柄の出来高が増えることも多いのです。鞍替えして上場市場を変えるのはRPGで例えると、「レベルアップした」のと同じです。

一説によると「東証1部上場が決まると、株価は平均8%ほど上昇する」と言われています。

東証1部に鞍替えすることによって株価の流動性が高まれば「株を売買することが容易になる」ため、短期投資や中期投資を行なっている人にとってもありがたいメリットになります。

東証1部に鞍替えすると株価が上がるパターンが多いのは、「東証1部に上場する条件」がかなり厳しいからです。どんな企業でも東証1部に上場できるわけではなく、東証1部上場企業は「選べれし企業」として高く評価することができます。

マザーズや東証2部に上場している成長企業の株を買い、鞍替えによる株価上昇を狙った戦略を実施するのも良策です。

鞍替えによって株価が向上する効果は無視することができないため、新興市場への投資を好んでいる方は「鞍替え」を意識してみるのも面白いでしょう。


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