記念配当【きねんはいとう】

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記念配当とは、会社の記念に支払われる配当のことを指します。


会社が創業10週年を迎えたり創業20週年を達成したりすると、その記念で配当が多く支払われます。記念配当は通常配当とは別の配当金になるのです。

これは私が実際にいただいた記念配当の例になるのですが、2012年に川本産業(3604)の株を1000株保有していました。その際の記念配当として年間で1株あたり15円の配当金を頂きました。普通配当が14円で記念配当が1円になります。

記念配当は普通配当に加算する形で支払われます。

普段1株あたり14円の配当金を支払っていた川本産業が、特定の年月に1株あたり15円の配当金を株主に対して支払ったのは記念配当を出したからです。川本産業の記念配当は1株あたり1円でしたが、もっと多く記念配当が貰える場合もあります。

例えばA社は毎年1株あたり100円の配当金を支払っていましたが、創立50週年を記念して2013年に1株あたり150円の配当金を支払うことを決めました。この場合、100円が普通配当で50円が記念配当になります。

基本的に記念配当は持続性がありません。一時的に配当額を増やすパターンが多く、ちょっとしたボーナス感覚として受け入れるのがお勧めです。

あえて記念配当を狙う戦略を取るのも良いのですが、記念配当よりも売却益や通常の配当金を狙った方が効率は良いでしょう。記念配当は短い収入になるので、長期的な収入を確保したければ安定配当株を買った方が良いのです。

また、記念配当は1株あたり○円という形で加算されるため、株数を多く保有している方が有利です。例えば1株につき10円の記念配当を支払うと会社が決定した場合、株を100株しか保有していないと記念配当は1000円しか貰えません。

しかし、1万株保有していると記念配当を10万円も貰うことができるのです。少々不平等のように思えますが、記念配当をたくさんゲットしたければ株数を多く保有する必要があるのです。

会社の区切りの良い創立年を狙って投資をするのが記念配当を貰うコツになります。

例えば今年49周年を迎える会社がある場合、来期は会社設立50週年を記念することになるので、50週年をお祝いする記念配当が支払われる可能性があります。

しかし、どの会社も記念配当を実施するというわけではありません。業績が悪いと記念配当を支払う余力もないので、記念配当を期待して株を買うのはあまりお勧めできないのです。

記念配当を狙う場合、会社の財務状態や決算内容などもしっかりとチェックしてください。


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