逆張り【ぎゃくばり】

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逆張り(ぎゃくばり)とは、相場が悪化している時期に株を買って相場が好転したときに株を売る投資手法のことを指します。


株価が大きく値下がりしているときに株を買うのが逆張りで、株価が値上がりしたときに株を売却して利益を得るのが逆張り投資法の基本になるのです。

逆張りを行なう上で重要になるのが「株価の下落を恐れない」ことです。

人間は損失を回避する心理が働くため、株価が大きく下落している株を買うのは難しいのです。そのため、大した悪材料を出していないのに株価が下がっている株を見つけたときは投資のチャンスだと考えるのがお勧めです。

「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がありますが、これは逆張り投資法の本質を突いた言葉だと捉えることができます。

人と同じことをしても株式投資で勝つことはできません。

誰も狙っていない株を買い、売却益を得るのが株式投資で勝つ基本になります。私が得意なのは逆張り投資法で、株価が上がっているところを狙う「順張り投資法」を実行することはほとんどありません。

それはウォーレン・バフェットが述べる「株価が上がってから株を買うのが1番バカげている」という言葉に共感しているからです。

逆張り投資法の最大の魅力は「株が安く買える」ということです。

株は買いどきを間違えなければ簡単に含み益を得ることができます。「安い時期に株を買う」ということを心がければどんな株でも利益を出すことが可能です。この安い時期を見極めるのが難しいと悩む人も多いと思いますが、シンプルに考えれば良いんですよ。

・株価が急落している時期

・大した悪材料が出たわけではないのに株価が一気に下がった日

・PER値、PBR値を見て明らかに株価が割安だと感じるとき

上記の条件を1つでも満たしていたら逆張り投資法を実践するチャンスです。逆張りは非常にリスキーな行為だと評価されることが多いのですが、逆です。

相場の流れに乗って順張り投資法を実践する方がリスクが高いと思います。

株価が上がり続けている株は大抵の場合、その後急落します。順張りで儲けようとすると「いつ訪れるか分からない株価の急落リスク」に怯えなくてはいけないのです。

では、逆張りはどうでしょうか?

急落した後を狙うのですから、再度株価の急落を怯える必要はないのです。2番底という形で1度急落した株が再度株価を落とすこともありますが、そしたらナンピン買いを決行すれば良いだけの話です。

そもそも低PER、低PBRの株で2番底が訪れるのはかなり可能性が低いと思います。

元々割高だった株が暴落している状態で株を買うのは少し危険ですが、「元々が割安な優良株」を買うことを意識すれば株価の下落を恐れる必要はありません。

逆張り投資法を成功させたければ逆張りを実行する精神力と、株価の下落時期に突っ込む強靭なメンタルが必要になります。逆張り投資法は誰でも実践することができますが、メンタル力が強くないと成功を収められないのが難点です。

私の場合、逆張り投資で失敗して大きな含み損を抱えてもあまり気にしませんし、「今の株価が割安なんだからいずれ適正値に戻るだろう」と悠長な気分で株を保有することが可能です。

しかし、心が繊細な人は「こんなに値下がりし続けている株を買ってどうしよう……。今のうちに売っておけば損失を防げる!」と考えて損切りを選択するのです。

もしくは逆張り投資法を実践することはありません。

これは非常に勿体ないことだと思います。

逆張りはリスクが高いと考えるのではなく、「逆張りは安く株を買えるチャンス」だと考えると世界が変わって見えます。


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