下方修正【かほうしゅうせい】

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下方修正(かほうしゅうせい)とは、当初予測されていた業績より悪い状況になったことを指します。


例えばA社は10億円の営業利益を出すと予測されていましたが、決算前に業績予測が修正されて5億円の利益しか出せないとします。この場合利益額が下がっているので「下方修正」にあたり、従来の予測よりも利益額が下がる計算になります。

下方修正が発表されると株価は大きく下がる傾向があります。

私も下方修正を発表した株を数多く見てきました。

例えば大真空(6962)という株は2014年3月期の予想を引き下げ、株価を大きく下げてしまいました。既存株主は下方修正が発表されると手痛いダメージを受けてしまいますが、買い手からすると下方修正はチャンスだと言い換えることもできます。

下方修正が発表されても会社は利益を出していれば勝ちです。

一時的に利益額を下げても健全な利益体質を保っている会社の株には魅力があるため「下方修正が発表された優良株は買いのチャンス」だと捉えるのがお勧めです。

実際に私も下方修正が発表された大真空株を購入し、利益を得ることができました。下方修正が発表された直後は極端に株価を下げる傾向があるため、株価のリバウンド現象を利用すれば短期間で簡単に儲けることができます。

下方修正が発表された株はリバウンド投資法を実行するのに適しているので、短期売買を通じてお金を儲けたい方は下方修正のニュースに敏感に反応するようにしましょう。

【もし、持ち株の下方修正が発表されたらどうするか?】

持ち株の下方修正が発表されたらとりあえず放置するのがお勧めです。

私は三ツ知(3439)という株を保有していた時期があったのですがこの株は曲者で、私が買った直後に下方修正のニュースを発表した実績があります。

当然のことのように株価は下がり、おまけに配当金も減額するという散々な目に会いました。

当時は810円で購入したのですが、ホールドを続けた結果買値以上の価格で株を売却することができたのです。

下方修正が発表されても「会社に大きな影響を与えないのであれば放置が安心」だと考えてください。

確かに既存株主にとって下方修正は痛いです。できれば下方修正のニュースとは遭遇したくないのですが、長く株式投資を続けていると下方修正に出会うことは多々あります。

ただ、下方修正をどう活かすかが問題になるのです。

下方修正が発表されれば株価は下がるのでナンピン買いをして株の取得単価を減らしても良いですし、将来業績が回復するという予測が立てられるのであれば追加資金を投入するのがお勧めです。

1回下方修正が発表されてもその後株価が持ち直すケースは大変多いため、そこまで悲観的になる必要はありません。

1番やってはいけないのが下方修正が発表された直後に狼狽売りすることです。

皆が株を売っていると自分も株を売りたくなるのが人間の心理ですが、皆と同じことをしても株式投資で勝つことはできません。大多数が売りに走ったら自分は買いに徹するという形で、「大衆とは逆の行動を取る必要がある」のです。

下方修正が出されても結果的に会社が黒字になるのであれば、過度に心配する必要はありません。赤字決算を出すのは痛いですが、黒字の下方修正はまだまだ挽回のチャンスはあります。


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