買い煽りとは、掲示板などで株を買い煽って株価を高めようとする行為のことを指します。
「買わないと損!」という書き込みを続けて株価を上げようとする行為を買い煽りと言いますが、初心者の方ほど買い煽りを信じてしまう傾向があります。実際に株について語っている掲示板を見れば分かりますが、買い煽りの書き込みが酷いです。
買い煽りの流れを止めるのは実質的に不可能なので、私達は買い煽りにだまされないように気をつけなければいけません。株式投資で情報選択能力が重要になるのは、買い煽りや売り煽りといった不明確な情報に騙されないようにするためです。
ボロ株や低位株の掲示板を覗くと買い煽りの文章を多く見かけることができます。
これは推測ですが、ボロ株や低位株は「売却益を狙うしか利益を得る手段がない」ため、買い煽り活動が激しくなるのでしょう。
買い煽りに騙されて株を買う人は株式投資で儲けられません。
これは個人的な意見になりますが、不特定多数の人々が集まるコミニティほど買い煽りが激しくなる傾向があります。特に掲示板は多くの人が閲覧するので買い煽りを実行するのに適した場所になるのです。
買い煽りを行なうほとんどの人々が「自分の利益」を考えて行動しています。
よく考えてみたら当たり前の話で、見ず知らずの人のために「この株は儲かりますよ!」と親切に書き込むわけがないのです。本当に儲かる株なら自分が買った方が効率が良いですし、買い煽りをする人のほとんどは「株を売り抜くために工作活動をしている」という実態があります。
「今買わないと損!」
「この株は将来セブン-イレブンを超える大企業株になる!」
「値上がりしているから株を買わなければダメ!」
と、威勢の良い言葉が並べてあるのが買い煽りの特徴になります。
買い煽りに騙されたくなければ掲示板を見ないように心がけるか、自分の信頼できる情報だけを取捨選択する必要があります。
買い煽りに惑わされて株を買うのは株式投資の負けパターンを歩んでいるのと同じなので、買い煽りと良質な情報を分別する能力を身につけなければいけないのです。
買い煽り
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