外需関連株【外需株】

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外需関連株とは、海外事業による収益が多い会社の株を指します。

外需株は別名「輸出関連株」とも呼ばれており、自社商品を輸出したり海外の成功売上高が高かったりする企業が外需関連株と呼ばれるのです。


略称は外需株です。

自動車会社や機械会社、精密機械を生産・販売している会社は代表的な外需関連株になります。これらの業種は輸出事業を通じて利益を上げる傾向が強いので、「外需関連株は海外の収入に頼っている傾向が強い」と分析することができます。

外需関連株でも「日本国内向けのビジネス」を行なっている会社は多いのですが、どちらかと言うと海外売上高比率の方が高いケースが多いので「海外景気」を加味して株を買わなければいけません。

例えばアメリカに自動車を輸出している自動車会社は、「アメリカの景気の影響」をモロに受けます。

アメリカの景気が悪化するとその分自動車の売れ行きも悪くなってしまうので、「会社にとって重要な国や地域の経済情勢」を分析するのが外需関連株で儲ける秘訣になります。

例えばアジアや新興国に自社商品を輸出している会社の株を買って儲ける場合、「アジアや新興国の経済成長率」を調べるのが得策になります。

輸出国の経済成長率が高ければその分市場のパイが広がることが予測されてるので、外需関連株の業績もアップする可能性が高いのです。

逆に新興国の経済が悪化していると「外需関連株の業績も低下する可能性が高い」ので、海外景気の動向を分析して株を買うのが外需関連株で儲けるポイントになります。

 

また、外需関連株の能力を見極めたければ「自社商品が海外ニーズを満たしているか?」という点に注目してください。

例えばトヨタ自動車は日本向け市場で48.1%の売上高比率を維持しており、海外売上高比率は51.9%になります。トヨタ自動車は「売上の半分以上を外国収益に頼っている」ので、立派な外需関連株だと評価することができます。

トヨタ自動車は売上の21.5%をアジア地域で獲得しています。次に多いのがアメリカの19.5%になります。

このデータを見ても分かる通り、トヨタ自動車は「アジアとアメリカで大きな売上を確保している」という事実に気づきます。

トヨタ自動車が今後伸びるかどうか分析したければ「アジアとアメリカの景気動向」を調べるのが重要になります。更にトヨタ自動車が販売している自動車は、アジアやアメリカの人々のニーズを満たしているのか調べた方が良いのです。

トヨタが販売する自動車は「丈夫で燃費が良い」という特徴があるため、新興国で多く受け入れられているのが長所です。

この事実を分析すると「インフラが整っていないアジア諸国では、トヨタが販売している自動車は丈夫で使いやすい」と評価することができます。アジア諸国が求めるニーズの商品を販売しているから、トヨタ自動車は2010年から2014年にかけて利益額を伸ばし続けることができたのです。

このように、外需関連株を分析するときは「自社商品のニーズと長所を調べ、輸出主要国のニーズを満たしているか?」という点に注目してください。

外需関連株は成長が滞っている先進国より「成長力が期待できる新興国」に力を入れているケースが多いです。

トヨタ自動車もアジア地域の売上拡大を狙っていますが、これはアジアの経済発展が見込まれ、より多くの自動車を販売できる可能性が高いからアジア地域に力を注いでいるのです。

海外の景気の動向で業績が左右されやすいのが外需関連株のデメリットになります。

また、円高になるとその分自社商品の値段も高くなるので「外需関連株にとって不利な状況」が続きます。逆に円安が続くと自社商品を安価な値段で輸出しやすくなるので「外需関連株にとって追い風となる状況」が訪れます。

外需関連株を的確に分析したい人は以下のポイントを意識してください。

・海外景気の動向をチェックする

・自社商品が輸出国のニーズを満たしているか調べる

・為替レートが円高になっているか、円安になっているか確認する

・グローバルに戦える商品力があるか調べる

以上の事柄をしっかり分析すれば、外需関連株で利益を出すことも可能になります。外需関連株は調べなくてはいけない要素が山ほどあるため、上級者向けの株になります。


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