株主還元【かぶぬしかんげん】

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株主還元とは、株主に利益を還元するという意味です。


株式投資で儲けるときに重視しなければいけないのが会社の「株主還元方針」です。企業にはいくつもの考え方が存在しており、株主還元を軽視している会社もあれば株主還元を重視して投資家に利益をプレゼントする会社もあるのです。

ここで意識して欲しいのは「会社の株主還元方針」を理解することです。

例えば安定株を保有して長期的に安定配当を受け取りたい場合、「業績連動型の株主還元方針」を掲げている会社は投資先から除外した方が良いのです。「安定配当を支払って株主に利益を還元します」と宣言している会社の株を買い、配当金を受け取るのが得策となります。

たまに配当金を支払わないで無配主義を貫いている会社を見かけますが、こういう会社は「株主還元意識が薄い」というわけではないのです。

配当金を支払わず、自社の成長を促進する経営スタイルを実現している会社は「成長力が高い」ので、売却益狙いの投資に向いています。

要するに「会社を大きくして株価の向上を実現し、株主に利益を還元する」のが無配当方針を貫く会社の主張になります。

「無配当の株はいらない。配当金を支払う株が欲しい」と考えている方は、「配当金を通じて株主に利益を還元する会社の株」を買うようにしてください。

会社の株主還元実績を見るのが、戦略を決めるコツになります。

成長性を期待した成長株投資を実行したければ「配当金を支払わず、株価の向上による株主還元」を意識している株を買った方が良いのです。逆に安定株投資戦略を採用したければ「安定配当で利益を還元する株」を買うのが賢明になります。

株主還元に対する考え方は様々なので、「会社の方針」を理解するのが株式投資で儲ける基本になります。

たまに無配当方針を貫いている会社に対して「配当金を支払え!」と要求する投資家を見かけますが、持株が少ない状態で意見を述べても効果は薄いです。

それならば最初から「自分の投資スタイル」と相性が良い株を買えば良いのです。

業績連動型の株主還元方針を提示している会社に対し、安定配当を求めるのは得策ではありません。

また、株式分割を行なって株主還元を実現する会社も存在します。株式を分割すると株の流動性が高まり、多くの投資家が株を買いやすくなるので「株価が上がる可能性が高い」のです。これも1つの株主還元だと言えるでしょう。

業績が良いときに特別配当を支払ったり、設立50周年を記念して記念配当を支払ったりする会社は「株主還元意識が強い」です。


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