減配

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減配(げんぱい)とは、配当金の額が減ることを指します。


配当金を支払わないのを無配と言いますが、減配は無配の一歩手前だと思ってください。持ち株が減配するのは投資家にとって良いニュースではなく、貴重な配当金収入が減ってしまうのは痛いです。

私も減配を経験したことがあります。

2011年頃に三ツ知(3439)という株を購入したことがあるのですが、この時の三ツ知株の配当利回りは5%を超えていました。

「何だ、こんな美味しい株があるなら買うべきだな」と判断して株を買ったのですが、そのときの私は株式投資スキルがゼロの状態だったので配当利回りだけを見て株を買っていたのです。

結果から話すと、三ツ知は業績が悪化して減配を決行しました。

配当利回りが1%程度の残念な株になってしまったのです。

これは三ツ知が悪かったというよりも、軽率な投資判断を下した私が悪かったのです。

三ツ知は業績連動型の配当金支払いを行なっている会社で、業績が上がれば増配しますが業績が悪化すればすぐに減配を行なう株だったのです。

これ以降、「簡単に減配する株に投資することは控える」という新しい価値観を抱くようになりました。株にも色々な種類が存在し、業績が悪くなっても安定配当を維持する株もあれば簡単に減配を決断する株もあるのです。

初心者の方は減配を行なった実績のある株を買うのは控えた方が良いでしょう。

大抵の場合、減配が起きるのは「業績が悪化したケース」がほとんどです。減配実績があるだけで継続的発展を遂げていないと分析することができますし、株主に対する利益還元も軽視していると捉えることができます。

私は減配が大嫌いな人間です。

そもそも減配は「株主を軽視している」と捉えて問題はありません。企業活動を続けるために配当金の支払い額を減らし、設備投資を行なって再成長に備えるという経営戦略もありますが、減配は株主の期待を裏切ったのと同じです。

その証拠に減配のニュースが発表されるとほとんどの株は株価を落とします。

私も三ツ知株で痛い目を見たことがあるのですが、「株価の向上が株主価値の増大に繋がる」という基本的な考え方を抱いていれば簡単に減配することはできないはずです。

つまり、業績に応じて簡単に減配する企業は株主を軽視している可能性が高いです。

例えそうではないとしても、減配したら株価が下がるのは火を見るよりも明らかなので減配は簡単にすべきではないでしょう。

もちろん、これは株主視点の考え方です。

従業員の立場から考えたら、株主の利益はどうでも良いです。株主に支払う配当金が減額されても自分の給料が上がれば絶対にその方が嬉しいですし、株主に利益を支払うことに嫌悪感を示している人が多いのも事実です。

しかし、私は投資家として活動しているので減配ニュースに対しては断固厳しい処置を取ります。

具体的に言ってしまうと、1度減配を決断した会社は「良い業績を保つ能力に欠けており、株主に対する利益還元を軽視している」と判断するため、撤退戦を実行します。

損切りするのは面白くないので株価が上がるまで待ち、購入価格より株価が向上した段階で減配株を売り払う戦略を貫いてきました。

「そんなに減配が嫌なら、最初から安定配当株を狙えば良い」という意見もあると思いますが、おっしゃるとおりです。1番良いのは簡単に減配する株を買わないことです。特に配当金収入を重視している方は減配株に手を出すのは止めた方が良いです。

簡単に減配する株もある中、業績が低下しても安定配当を維持する株もあるのです。

後者は「安定した不労所得を受け取るのに適している」と判断することができるため、資産の防御力を高めるのに重要な働きをしてくれることに気づきます。

減配という悲しいニュースに遭遇したくなければ、「過去の配当金支払い実績を参照し、減配した過去がないか調べる」ことをお勧めいたします。

また、安定配当を支払う方針を維持している会社は信頼度が高いです。

業績連動型で配当金額を決める企業は減配する可能性が高いので初心者にはお勧めできません。


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