持株会社【もちかぶがいしゃ】

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持株会社とは、他の会社を支配する目的で他会社の株を保有している会社のことを指します。


持株会社には事業持株会社と純粋持株会社、金融持株会社の3種類が存在します。

会社の事業部門が広がりすぎた場合、それぞれの部門を独立した会社にすれば効率的に経営することができるようになります。

純粋持株会社は、子会社が実際の業務を行なう会社になります。つまり、純粋持株会社自体はグループ全体の経営戦略を練ったり、経営目標を定めたりするのにとどまるのです。事業活動は子会社に委ねているのが純粋持株会社の特徴です。

事業持株会社は、自分も事業活動を行なって利益を得る会社のことを指します。

例えば、ドラッグストアを運営している事業持株会社があるとします。この会社は自社でドラッグストア店を経営していますが、美味しいお菓子を生産する子会社も保有しているのです。

自分はお菓子を生産せず、お菓子の生産や流通のことに関しては全て子会社に任せています。自分はメイン業務に取り組み、他事業は別の子会社に委ねている会社を事業持株会社と言うのです。

金融持株会社は、銀行や証券会社を支配下することを目的としている会社です。

○○ホールディングスという社名の会社は大抵持株会社だと思ってください。

【持株会社のメリット】

1,経営戦略が立てやすくなる

持株会社が経営戦略を立て、子会社が実務を遂行するのでグループ全体が1つの戦略に沿って行動できるという強みがあります。持株会社の決定を子会社はすぐに受け入れる形になるため、事業活動のスピードが加速します。

また、休日制度やボーナスなどは子会社ごとに設定することができるのも強みです。利益が出ていない子会社は必然的にボーナスが少なくなったりボーナスがカットされたりするため、業務に合った経営スタイルを採用することができるのです。

2,グループ全体の利益を追求することができる

持株会社で重要なのは個々の利益ではなく、グループ全体の利益です。子会社の利益よりも全体の利益を追求した方が経営効率が良くなります。グループの利益を高めるための経営戦略も練りやすくなるのが持株会社のメリットです。

もちろんデメリットもあります。

最大のデメリットは子会社が増えることによって連帯感が欠けるという点でしょう。様々な会社が独自に事業活動を行なうと、グループ全体の連帯感が弱まるというデメリットがあるのです。

持株会社に投資する場合、どのような事業を行っているのかよく確認することをお勧めいたします。子会社を通じて多角経営を行なっている持株会社も多いので、子会社のビジネスの将来性もしっかり判断しましょう。


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