無配

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無配とは、企業が配当金を支払わないことを指します。


今まで配当金を支払っていたのに、経営状態が悪化したり何らかの理由で配当金支払いを見送ったりした会社は「無配転落」と呼ばれます。インカムゲイン目的で株式投資をしている人にとって、持ち株が無配になってしまうのはかなりの痛手になります。

無配というニュースが流れた時点で株価は暴落することが多いので、キャピタルゲインを狙うのも難しくなります。

配当金を支払わない株は「無配株」と呼ばれますが、無配株を取り扱うのはとても難しいのです。株式投資は株を保有して放置しているだけでも儲けることができますが、無配株をほったらかしにしても儲けることはできません。売却益を狙ったり、貸し株サービスを利用したりしないと収入はゼロのままなのです。

長期投資家にとって3本の指に入るくらい恐ろしいのが無配のニュースです。

最初から配当金収入は捨てて、売却益狙いに徹しているのであれば株が無配になっても慌てる必要はありません。しかし、配当金目的で株式投資を続けている方にとって株の無配転落は致命的なニュースであり、株を保有し続けるのも嫌になってしまいます。

私も持ち株が無配になってしまったことがあります。2012年の11月頃、日本和装ホールディングス(2499)という会社の株を保有していたのですが、2012年の通期決算で赤字転落した影響で配当金も無配になってしまいました。

複数の株を保有していると株が無配になることはよくあります。そういうときは慌てないで損切りしたり、投資資金のシフトを検討したりするのがお勧めです。例え1つの会社の株が無配になったとしても、他の株の収入経路を確保しているのであれば問題はありません。

会社がいきなり赤字になることは珍しくないので、万が一のときに備えて分散投資をしておくべきです。

【無配株は長期投資家の敵とは限らない】

長期投資で儲けたければできるだけ配当利回りの高い株を購入し、配当金目当てで株を長期保有する戦略を取るのがセオリーになります。

しかし、無配株にあえて投資して配当金収入を最初から捨てる戦略を採用するのもアリなのです。成長著しい企業の無配株は最終的に株の売却益で儲けることができるため、配当金収入を目的にしなくても儲けられるというメリットがあります。

しかし、業績が悪化して無配になってしまった株は別です。配当金を支払う余力がないから無配になるのと、配当金を支払う余裕があっても無配株のままでいるのは意味合いが全然違うのです。

無配株の取り扱い方に悩んでいる方は、「なぜその株が無配になったのか?」という理由を探るようにしましょう。ネガティブな理由で無配になった株は損切りを検討する必要もありますが、ポジティブな理由(会社を成長させるために配当金支出を削減するなど)で無配になった株は保有し続けても良いのです。

最初は高配当株だったのに、赤字転落したせいで無配株になるのは最悪のパターンです。当初の戦略が完全に失敗したパターンになるため、また別の株を探すのが賢明になります。


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