利食い

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利食い(りぐい)とは、保有株が含み益を抱えている段階で売却して利益を得ることを言います。


「保有株の利食いをした」という言葉を見かけた場合、その人は株を売却して利益を得たと解釈して問題ありません。株は売り時が難しいと言われており、どのタイミングで利食いを決断するかによって収入に大きな変動が生じるのです。

利食いを決断するタイミングはとても重要です。

含み益が出た段階ですぐに利食いに走るのではなく、好材料が出尽くしてから利食いした方が良いでしょう。つまり、利食いの理想は「株価が完全に上がりきった瞬間」になるのです。

もちろん、これは理想論です。1番難しいのが株価が上がりきったかどうか判断することですが、最高値を狙って株を売却する必要はありません。「頭と尻尾はくれてやれ」という格言もある通り、大きな利益を求めすぎると逆に失敗することがあります。

逆に含み益が出た瞬間に利食いに走るのもお勧めできません。まだ株価が向上する余地がある場合、早急に利益を確定させないでじっと株価の値上がりを待つべきです。株価は数日かけて上昇し続けることもよくあるので、利食いを意識しすぎてすぐに株を売却するのは非常にもったいないのです。

いつ利食いをするか? これが株式投資で重要となるテーマです。贅沢な悩みになりますが、この悩みを解決することによって株式投資の利益額を高めることができます。

【自分ルールを定めて利食い条件を決める】

利食いを行なうタイミングが分からないという人は、あらかじめ利食いをするときのルールを決めておくのがお勧めです。

例えば株価が購入時から10%向上したら利食いを決断するなど、自分ルールに沿って株を売れば利食いのタイミングに悩むことはなくなります。これは1つの解決策で、最良の手段ではありません。

自分で株価が上がりきったかどうかを判断し、満足できる利益を得られる段階で利食いを決断するのが1番良いのです。後悔しない利食いを行なう際に重要なのは「自分が満足できる利益を確保すること」です。

欲が大きすぎる人だとどれだけ利益を出しても満足しませんが、「利食いの妥協点」を決めることによって納得のいく利食いができるようになります。

利食いは自分の感覚に任せるのも1つの手段です。「これだけ儲かれば良いな」と思った瞬間に株を売却しても良いのです。利食いで1番やってはいけないのが、過去の行動を後悔することです。利食いは利益確定の証になるのですが、利食いした後も株価が向上し続けていると自己嫌悪に陥ってしまいます。

利食いした後は株価を気にしないでください。終わったことはきっぱりと割り切って、新たな投資先を探す方が建設的です。利食いは難しく考えず、自分が納得できる範囲で利益を確定させれば良いのです。


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