消費関連株

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消費関連株とは、個人消費に左右されるビジネスを行なっている会社の株を指します。


小売業界やコンビニ業界、レジャー業界などは「消費関連株」として定義することができます。

消費関連株の最大の特徴は「個人消費の動向」を受けやすいという点です。

景気が良くなれば個人の消費量が高まりますが、不景気が続いて賃金がカットされたりボーナスが減ったりすると個人消費量が落ちるので、消費関連株は景気が悪化すると業績に打撃を受ける傾向が強いです。

特にその傾向が強いのがアパレル業界で、アパレル業界は「個人相手のビジネス」を行なっている会社が多いため、景気が悪くなると自社の業績を上げるのが難しくなります。

近年は少子高齢化の影響を受けて業績を落としている会社が多く、「消費関連株は順風満帆な経営を行なうのが難しい」のが弱点になります。

逆に消費関連株は「景気が良くなるとその分自社業績を伸ばしやすくなる」ので、景気が悪いときに消費関連株を購入して景気が良くなったら株を売却するのがお勧めです。

また、消費関連株は様々な要素を加味しなくてはいけない難しい株になります。

例えば個人向けビジネスを行なっている企業は、大雪や大雨が続いてしまうと業績を伸ばすのが難しくなります。個人のお客様が減少する天気が続くと「業績に大きなダメージを受けてしまう」ので、季節要因を無視することはできません。

アイスを販売している会社は「猛暑になったらアイスの売れ行きが伸びるため、猛暑はアイスを製造している企業にとって嬉しい季節要因になる」と分析することが可能です。

しかし、暖房機器を販売しているメーカーは「猛暑になると暖房機器の需要が下がるので自社商品の売れ行きが悪くなる」のがデメリットです。

このため、消費関連株の実力について分析したければ「季節要因も加味して自社商品の内容」を徹底的に調べることをお勧めいたします。

今年、猛暑が予測されているのであれば清涼飲料水を販売している会社や、アイスクリームを販売している会社は業績を上げやすいと分析することができます。

(例、サーティーワンアイスクリームは典型的な消費関連株であり、猛暑が訪れるとアイスの販売数が伸びる)

また、国内や海外で大きなイベントが起きると消費関連株は業績を伸ばす傾向があります。

家庭用ゲームソフトを販売しているコナミ(9766)も個人向けビジネスを行なっている消費関連株ですが、コナミはスポーツイベントの影響を多大に受けるビジネスを実践しています。

コナミが販売している『ウイニングイレブン』は優れたサッカーゲームとして有名ですが、ワールドカップが開催される年はウイニングイレブンの売上が伸びる可能性が高いのです。

 

ワールドカップが開催されることによってサッカーの注目度が増し、サッカー関連商品が売れるようになるため、結果的にサッカーゲームを販売しているコナミの業績が伸びるのです。

このように、「大きなイベントが開催されたとき、良い影響を受ける会社の株」を買っておくのも賢明になります。

消費関連株の特徴をまとめます。

・消費関連株は景気の動向を受けやすい

・個人の消費マインドが高まると、消費関連株は業績を上げやすくなる

・季節の影響を受けることも多々ある

・大きなイベントが開催されると、関連商品を販売している消費関連株は業績を伸ばしやすくなる

以上の特徴を理解しつつ、消費関連株を詳細に分析して「今後伸びる株」を選定することをお勧めいたします。


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