増配

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増配とは、前期より配当額が増えることを指します。


配当性向を定めている会社は利益に応じて会社の配当額を決めており、前期より業績が良くなれば増配を行なうのです。また、安定配当を実施していても会社の利益が大幅に向上したら配当金を増やす場合もあります。

基本的に増配のニュースが流れたらその会社は「業績が良くなった」と判断して問題はありません。業績が悪化したのに増配する会社はほとんど存在しません。利益を上げたから企業は増配することができるのです。

増配は株主にとって嬉しいニュースに該当します。自分の持ち株が増配になったら素直に喜んで良いでしょう。1株あたり10円の増配だとして、増配株を1000株保有していれば1万円も配当金が増えることになるのです。

あらかじめ増配が予測される株を集中的に購入し、増配のニュースが流れた瞬間に株を売却するという戦略もアリです。これは売却益を得るために有効となる戦略で、「増配でも売却益を得られる」という証明になります。

持ち株の増配が発表されたら大抵の場合、株価は向上します。これは嬉しい出来事ですが、投資方針を再度見直す必要があります。株価が値上がりした段階で株を売却して利益を得るか、そのまま保有し続けてインカムゲインを受け取るかの2択になります。

もし、投資対象の会社がこのまま成長を遂げると予測できるのであれば、そのまま保有するのが吉になります。インカムゲインを得ることができますし、最終的に株を売ったときの売却益もたくさん得ることができます。

しかし、一時的に業績が向上してもその後の発展が不明確な場合、株を売却した方が良いのです。この辺りの投資判断が最終的なリターンをわけるポイントになります。合理的に判断を下さないと得られる利益も手放してしまいます。これが株式投資の難しい部分でもあるのです。

また、増配のニュースが発表されたら企業価値以上に株価が向上することがあります。割安株投資を実践している人は持ち株が割高になった時点で株を売却するべきです。新しく得た投資資金を活用して割安株を購入するのが割安株投資の基本スタイルになるため、冷静に企業価値を分析する必要があります。

株というものは期待値も株価に含まれることが多いのです。

「この株は今期増配したけど、来期も継続成長を遂げて増配するだろう」と市場が判断したら、その株は企業価値以上に株価が値上がりする可能性があります。

増配のニュースが流れた後に株を買うのが良いこととは限りません。投資家からの期待が大きすぎて割高株になっている可能性もあるからです。割安株を求めているのであればそういう株は買うべきではありませんし、良いニュースに飛びついて株を買うのは「株式投資で負ける人の行動パターン」に分類されます。

自分の投資対象の会社がこの先も増配を続けることができるのか?

1番注目しなければいけないポイントは上記の1点です。増配のニュースが流れたら期待値も含めて、再度株の価値を分析してみましょう。


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