上方修正【じょうほうしゅうせい】

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上方修正(じょうほうしゅうせい)とは、当初予測されていた数値より良い状況になったときのことを指します。


例えばA社の予想決算は売上高が1000億円で純利益額が10億円でした。しかし、予測されていた業績よりも良い結果が出せると企業が判断した場合、「上方修正」という形で予想決算を修正します。

上方修正が発表されると大抵の株は株価を上げる傾向があります。

そのため、上方修正が発表されるのは投資家にとって嬉しいニュースになります。

持ち株の上方修正が発表されたら「当初の予測より業績が良くなった」と判断して構いません。上方修正は良いニュースに該当するので投資家からの期待も集まりやすく、株の買い需要が高まって株価が上昇するのです。

上方修正の質に注目するのがお勧めです。

例えば当初予測されていた売上高が1000億円の会社が、上方修正を発表して売上高予測が1200億円になるのは「ちょっと良い上方修正」です。

しかし、当初の予測よりも遥かに上回る上方修正は凄いです。

売上高1000億円の決算予測をされていた会社が「今期、売上高が3000億円を達成できそうだ」と発表されたら大きなニュースになります。

ストップ高も期待できるので「当初の予測よりも大きな業績アップが期待できる上方修正」が発表された場合、株をすぐ売るのではなく株価の値上がりを待つ戦略を取るのがお勧めです。

上方修正の反対語は下方修正【かほうしゅうせい】と言います。

下方修正は投資家にとって残念なニュースですが、上方修正は投資家に利益をもたらす素晴らしい情報です。

株式投資で儲けたければ「上方修正が期待できる成長株」に投資するのがお勧めです。

【上方修正株を狙う方法】

私が上方修正株を狙うとしたら、自動車産業の株を買います。

例えば1ドル80円のときにトヨタ自動車 (7203)や本田技研工業 (7267)の株を買い、為替レートが円安になるまで待つのです。

トヨタ自動車や本田技研工業は世界市場のシェアを獲得するために経営を続けているグローバル企業で、「円安になれば海外での商品販売力が高まる」という特徴を抱いています。

つまり、円高であれば国内大手自動車会社は海外で苦戦を強いられますが、円安になれば国内の大手自動車会社は大きな利益を上げることができるのです。

1ドル80円の超円高がいつまでも続くわけがないという予測を立て、為替が円安になったときを見越して大手自動車会社の株を買っておくのです。

そして、実際円安になれば輸出採算が改善されるので「トータルに考えると円安になった方が大手自動車会社は儲けやすい」のです。

そのため、為替の動向を意識して大手自動車会社の株を買えば上方修正を予測するのは容易です。

それともう1つ、「これから需要が伸びる株」を買うのもお勧めです

例えば消費税増税が発表されたとき、増税前の「駆け込み需要」が発生することが多々あります。駆け込み需要を狙って不動産会社の株を買うのも得策です。

駆け込み需要効果が発揮された場合、従来の業績より良い結果を出すことが多々あります。政治や為替の影響を加味して上方修正が期待できる株を買い、株式投資で儲ける戦略もアリです。


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