出来高

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出来高とは、売買が成立した株の総数のことを言います。


その日のうちに取引されている株が多ければ多いほど、出来高の高い株として投資家から注目されます。逆に出来高の低い株は、まだ投資家に注目されていない証拠になるのです。

基本的に出来高というものは会社の知名度で決まります。知名度の高い株ほど、出来高は高いと捉えた方が良いでしょう。

例えば大手企業として名を連ねている任天堂(7974)武田薬品(4502)は出来高がとても高いのです。それほど多くの人に注目されており、知名度が高いという証拠になるのです。一部上場企業ほど出来高が高いという法則があり、マザーズや東証二部は出来高の低い企業がたくさん存在します。

出来高を見て、投資する株を決めるのは意外と重要になります。

大企業の株は出来高が高いので、株を売買するのが容易というメリットがあります。出来高の低い株だと、「買いたい人がいるか?」という視点も含めて売り時を考えなければいけませんが、出来高の高い株は活発に取引されている証拠になるため、売りたいときに株を売ることができます。

知名度=出来高に影響する

こういう風に考えていただけると分かりやすいでしょう。

しかし、この方程式が通用しないこともあるのです。それは以下のようなパターンです。

【不祥事を起こすと出来高が上がる!?】

東京電力は東日本大震災以降、大きく出来高を上げた株として注目されています。注目と言っても良い意味ではなく、実際は「投機の対象」となっているのに過ぎないのです。

震災が起こった後、マネーゲームに参加している投機家が東京電力に狙いを定めて株を頻繁に売買していたのです。震災の影響によって株価の推移が激しくなった東京電力は、マネーゲームの対象として魅力的な存在でした。株価の動きが激しいほど、デイトレードの対象になりやすいのです。

東京電力は原発問題で世間から注目を浴びた会社です。良いニュースではありませんが、不祥事を起こすと出来高が上がるという分かりやすい例になります。

長期投資で儲けたければ、「不祥事を起こして出来高を上げている株」を購入するべきではないのです。会社の業績が悪化したり、悪いニュースが流れたりする株は、長期投資の対象として的確ではありません。

逆に長期投資で儲けたければ出来高の低い株を狙うと良いでしょう。まだ注目されていない会社に積極的に投資をして、世間から注目されるまで待つという手段を取るのがお勧めです。

【業績が注目されて出来高が上がるケース】

上記のケースは良い出来高の上がり方に該当します。不祥事を起こして出来高が増えるのはよくありませんが、業績が向上して出来高が上がるのはポジティブなニュースとして捉えても良いのです。

大抵の場合、業績が注目されて出来高が増えたら株価は急上昇します。急上昇するという点が重要で、株式投資で儲けたければ「株価が急上昇する前に株を買う」という基本を守る必要があるのです。

また、個別銘柄の出来高を確認したければ自分が口座を開いている証券会社にログインし、見たい銘柄のページを開いて【出来高】と書かれてある欄を見てください。

出来高を見ることによって、会社の知名度や注目度を知ることができます。出来高は株式投資をする際に十分参考になるデータなので、出来高の意味は覚えておいてください。


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