東証2部

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東証2部とは、東京証券取引所に設立された株式市場のことを指します。

東京証券取引所には東証1部、東証2部、マザーズの3つの株式市場がありますが、東証2部はちょうど中間の位置づけになります。

野球で例えると東証2部は2軍です。

東証1部がメジャーリーグなら、東証2部はメジャーを目指す選手が集まったマイナーリーグという言葉がぴったり当てはまります。東証2部に上場している会社は東証1部上場を目指しており、東証2部は東証1部に上場するための中間点のような場所です。


野球でもマイナーリーグの試合はほとんど放映されず、注目度が低いのです。東証2部も同じで、東証1部上場企業と比較すると知名度に劣っていることが多いのです。また、投資家からの注目も集めにくいので、自社アピールするのが東証1部より困難という面もあります。

だからこそ、多くの企業は東証1部上場を成し遂げるために日々努力を重ねているのです。東証1部上場は偉大なるステータスであり、東証2部とは比べ物になりません。人間は2番よりも1番を好むのです。

もちろん東証2部に上場するための条件も存在するので、東証2部上場企業として名を連ねるのは簡単なことではありません。東証2部に上場しているだけで立派なのは確かですが東証2部はマイナー市場なので、どうしても注目度に劣ってしまうのが難点です。

【東証2部に上場するための条件】

東証2部に上場するためには、以下の条件をクリアする必要があります。

・株主数が800人以上必要。

・流通株式が4000単位以上。

・時価総額が10億円以上で、上場株券の30%以上であること。

・3年以上の継続的な事業活動実績がある。

・株式全体の時価総額が20億円以上。

・純資産額が10億円以上。

上記の条件に加えて、不正行為の有無や利益額などが詳しくチェックされます。

こうして見ると東証2部に上場するのは決して簡単なことではありません。上記の条件を満たす会社の方が珍しいでしょう。日本には「上場企業」というステータスがありますが、東証2部であっても「上場企業」に名を連ねることができるのです。東証2部に上場する条件も厳しいので、その分会社のステータスとして反映されます。

【東証2部上場株を買うメリット】

「わざわざ東証2部に上場している株を買わなくても、素直に東証1部上場の株を買えば良いじゃないか」という意見もあります。

確かに安定株を求めるのであれば東証1部上場の株を狙うのがセオリーになるでしょう。しかし、東証2部は「まだ注目されていない株」がたくさん存在するので、ダイヤの原石を見つけることも可能になるのです。

将来性が豊かなビジネスを続けており、財務面も好調で売上を伸ばし続けている株が注目されていないこともあるのです。東証2部はマイナー市場なので、「優良株が安値で放置されている」ことも珍しくありません。


そのため、バリュー株投資を実践したければ東証2部の株を買うのがお勧めです。まだ注目されていない株を売買するのは難しいのですが、逆に言えば「注目されたときに株価が急上昇する」という可能性を秘めていることになるのです。

東証2部上場株には夢があります。まだまだ成長の余地が残されている会社が多いため、将来の発展に期待することもできます。成長性が高い企業は長期投資に向いていますし、バリュー株投資にも向いているのです。

東証2部の株だからと言って侮ることはできません。私はメジャーリーグで活躍している東証1部の株よりも、マイナーリーグで1部昇格を目指している東証2部の株の方が好きです。

もし、東証2部の持ち株が東証1部に上場することができた場合、大きな利益を得られます。注目されるまでが大変なのはアイドルも株も同じです。まだメジャーデビューしていないアイドルを応援するつもりで東証2部の株を買うのも面白いのです。


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