優先株

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優先株とは、普通株に比べて多く配当金を受け取ることのできる株を指します。

個人投資家にとって、優先株は非常に注目価値の高い株になるでしょう。一般的に株式投資をするときは普通株を買うことが多いのですが、優先株を発行している企業は優先株を買った方が配当金を多く受け取ることができます。

また、会社が解散したときに会社の財産を優先的に受け取ることができる権利があります。このような特徴があるため、優先株と呼ばれています。優先株は普通株とは異なり、優先株特有のメリットがありますがデメリットもあるのです。

しかし、そのデメリットも正直言って大したことはありません。

優先株の1番のデメリットは議決権が無いということです。ですが、一般投資家の方が議決権を重視することはほとんどありません。普通株を保有していれば自動的に議決権を受け取ることができますが、この議決権を重視している個人投資家はほとんどいないのです。

というのも、議決権があっても効果が薄いからです。

たくさん株を保有していれば別ですが、よほどの大株主でなければ議決権を利用して会社の経営戦略を変えることはできません。大企業であればあるほど発行株数は多いので、個人投資家は議決権を利用して配当金を増額したり、株主優待を充実させたりするのは難しいのです。

自分の保有株を増やせばそれも可能になりますが、多額の投資資金が必要になります。

しかし、優先株は議決権が無い代わりに配当金が多く受け取ることができるという、個人投資家にとって願ったり叶ったりの株になるのです。配当金目当てで株式投資をするのであれば、普通株ではなく優先株を狙った方が良いでしょう。

優先株を発行している会社で有名なのは伊藤園です。

伊藤園は普通株と優先株の両方を発行していますが、普通株よりも優先株の方が配当金を多く支払ってくれるのです。また、伊藤園は株主優待でジュースやお茶をプレゼントしてくれますが、優先株を保有していても株主優待を受け取ることができます。

優先株のメリットはそれだけではありません。一般的に、普通株よりも優先株の方が安いのです。


(伊藤園普通株式のチャート)

このチャートは伊藤園普通株式のチャートになります。ご覧のとおり、伊藤園の普通株は1株2200円というそれなりの値段を支払わなければ株を買うことはできません。

株主優待の権利が貰えるのは100株からなので、100株購入するための必要資金は22万円になります。これに手数料が加わるともう少しお金が必要になるのです。


(伊藤園第1種優先株式のチャート)

伊藤園第1種優先株式の現在の値段は、1株1658円です。驚くべきことに、優先株の方が1株の値段が低いのです。優先株の方が配当金が多く支払われるのにもかかわらず、議決権が無いという理由で株価は優先株の方が安価になっています。

これは個人投資家にとって大きな魅力になります。伊藤園の優先株は普通株に比べて1.25倍多く配当金を受け取ることができます。もっと簡単に説明すると、優先株を保有していれば25%も配当金を多くもらえるのです。

株式投資で儲けたければ、優先株を利用しない手はありません!

また、優先株の株価は普通株と同じように動きます。伊藤園の場合だと、普通株が値下がりすれば優先株も同じ形で株価が下がります。逆に普通株が値上がりすれば、優先株も同じように値上がりすることも多いのです。

議決権が無い代わりに配当金が多く貰える優先株。配当金という名の果実を重視する人にとって、優先株が頼りがいのある味方になってくれることは間違い無いでしょう。

優先株は個人投資家の味方とも言える存在なのです。


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