ランダムウォーク理論は間違い

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「結局株価なんて上がるか下がるかの2択なんだから、ランダムウォーク理論が正しいんでしょ?」と考えている人もいらっしゃいますが、ランダムウォーク理論は間違いです。

ランダムウォーク理論とは、株価の値上がりや値下がりがほぼ同じ確率で起きるため、株価を予測するのは無駄であるという意見です。

ランダムウォーク理論で有名なのは「猿のダーツ投げ」です。猿が適当にダーツを投げて株を買っても、投資家が頭を絞って個別銘柄を購入しても結果は変化しないという意見です。


100歩譲って株価の値上がりが50%、株価の値下がりが50%で起きるとしても「株式投資で儲かる確率は50%」ということにはなりません。もしこの理論が正しいのであれば、9割負けている個人投資家は何なのか?という疑問が浮かびます。

そもそも株価というものは不況であれば最終的に上がりやすいのです。日経平均株価が10000円以下であれば5年後は日経平均株価が10000円超えする可能性は高いですし、結果的に儲けやすいということになります。

逆に日経平均株価が20000円だとどうでしょうか? 

日経平均株価が20000円というのはかなりのレアケースで、好景気であることを示しているデータになります。5年後も日経平均株価が20000円を超えている可能性は低く、株価は下がりやすいという結論に至ります。

株を始めた時期によって難易度が変化するのは事実です。そのため、ランダムウォーク理論の「株は上がるか下がるかのどっちか、だから確率は50%だ!」という意見は暴論に近いのです。

特に猿のダーツ投げ理論は本当にひどいです。専門家が優良株を分析して儲ける確率と、猿が適当にダーツを投げて当たった株を買うのは勝率が変わらないという意見になりますが、これが本当に正しいでしょうか?

この理論が正しければ、優良株を見つける行為は全て無駄ということになります。そんなわけがないのです。

ウォーレンバフェットやその他の優秀な投資家はどのような相場になっても常に勝ち続けています。株式投資は勝ち続けることが可能な世界で、私自身も常に利益を得ることができるようになっています。

その秘密は配当金です。株は長期保有すると勝手に配当金という名のリターンが口座に振り込まれるので、長く株を保有すればするほど株式投資の勝率が高くなります。そのため、配当利回りを重視した投資を続けるとそれだけで儲けやすくなります。

配当金や株主優待というインカムゲインも加味して考えると、猿のダーツ投げ理論は的を射ていないということになるのです。

ジャック・D・シュワッガーは「長期にわたって勝ち負けすることは投資家のスキルによるものであり、運によるものではない」と述べていますが、私もこの意見に同意です。

ランダムウォーク理論というものはかなりいい加減な理論で、極論に走っていると捉えることも可能です。「株を安いときに買っても、ランダムウォーク理論から考えれば意味がない」という意見を述べる方もいらっしゃいますが、ランダムウォーク理論が破綻している可能性について考えてください。

日経平均株価が7000円の時期がありましたが、この時期が本当にずっと続くと思いますか?

過去の歴史を見れば分かりますが、株価の低迷時期とバブル期を予測するのは本当に簡単です。株価の低迷時期は日経平均株価が10000円を切ったときである、という基本を理解していれば株式投資の勝率がアップします。

日経平均株価が10000円を割っているときに株を買い集め、長期投資に徹したら日経平均株価が向上したときに利益を得ることができます。株は割安性と割高性というデータが存在しているので、「いつ株を買っても結果は変わらない」という意見はかなりの暴論になります。

何度も言いますが、ランダムウォーク理論が本当に正しければ株で負けている9割の個人投資家は存在しないことになります。

ランダムウォーク理論を信じて適当に株式投資を続けるか、理論を重視して堅実に勝ちを積み重ねていくか、あなたはどちらを選びたいですか?


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