速攻堅守は戦術としては理想論なのか?

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【速攻堅守】

(最高評価は★5です)

お勧め度 ★★

これは堅守速攻と全く逆の戦術になります。

名前は似ていますが、方針が異なります。速攻堅守は最初に莫大な利益を上げて、その後は守りに徹して資産を堅守するという戦術です。

はっきり言ってしまうと、株式投資はこの速攻堅守が一番理想的であると言えるのです。最初に大きな利益を上げて、後は守備に徹する。資産を守りつつ不労所得を得る手段が取れるのであればそれに越したことはありません。

しかし、この速攻堅守は理想論の域を出ないのです。

株式投資を始めたばかりの初心者の方が速攻堅守を成し遂げることができるでしょうか? 速攻堅守の一番の条件は、最初に莫大な利益を出すことです。そうなると投資手法もデイトレードかスイングトレードと、手法の幅も狭まってきます。

長期投資だと速攻を成功させることはできません。

しかもデイトレードに参加している人たちは玄人が多いのです。中には機関投資家といって、会社のお金を運用して株取引で利益を上げるプロも存在します。そんな戦場に初心者が特攻して、本当に莫大な利益を上げることはできるでしょうか?


不可能とは言い切れませんが、恐らく非常に厳しいと考えられます。

多くの方は速攻堅守を理想として挙げています。例えば速攻した結果、1億円の投資資金が手に入れば後は堅守を貫くだけで生活することができるのです。

配当利回り5%の株を買い、毎年500万円の不労所得を受け取ることができれば十分生活することが可能です。

ですが、速攻堅守の最大の問題点は速攻の段階で失敗したら意味がないということです。また、速攻が成功したとしてもその後おとなしく守りに徹することができるでしょうか?

最初の段階で大きな利益を上げることができた場合、その手法を貫こうとして更なる利益を追い求めるのが人間の心理ではないでしょうか?

これは人によって考え方は異なりますが、わざわざ成功した手法を捨てて守りに徹する必要はないと考える方も多いのです。そういう点も踏まえると、速攻堅守の戦術は理想論であると言わざるを得ません。

しかし、理想は実現できればこれほど頼もしいことはないのです。速攻堅守を成功させる自信のある方は、この戦術を駆使して株式市場で勝利を狙うのも良いでしょう。

ですが、大部分の人が速攻堅守に失敗しているという現実があります。速攻堅守は一部の人たちが成功を収めた戦術であり、大多数の人に向いているわけではないのを理解する必要があるのです。

リターンもリスクも大きく、実現する難易度が高いのが速攻堅守です。


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