梅原勝彦 【エーワン精密】

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名前 梅原勝彦(うめはらかつひこ) エーワン精密取締相談役
生誕 1939年東京都生まれ
1970年 エーワン精密設立
2003年 エーワン精密ジャスダック上場

以後、2012年6月期まで42年間、平均売上高経常利益率35%超を維持する最強の町工場を作り上げる。

社員を愛し、完璧な信頼関係を築く男、梅原勝彦


【社員は家族! 社員を愛する梅原克彦はどういう人物なのか?】

梅原さんはエーワン精密取締相談役として辣腕を振るっている人物です。

社員を愛する経営者として知られており、首切りはゼロ!

「どんなバカでも解雇しないで使い続けてきた」と語る梅原さんは、社員を愛している人情溢れる人物です。

現代は競争社会が激化しており、誰もがリストラの危機に晒されています。

しかし、梅原さんは「絶対に解雇しない」という方針を貫いて長年黒字経営を続けてきた実績があります。「首切り」という安易な手段を選択するのではなく、今いる社員を大切に扱って業績を伸ばす経営術を駆使した梅原さんに多くのメディアが注目しています。

サービス残業、赤字経営、リストラ、そのような苦境に無縁なのが東証ジャスダックに上場しているエーワン精密(6156)です!

現在、エーワン精密は高利益率を維持して無借金経営を貫いています。

自己資本比率は驚愕の91.6%で、他人のお金を頼って経営を続けているわけではないのです。潤沢な資金を有するエーワン精密は「ケチな会社」ではありません。

社員に対して給料はたんまり支払っており、ボーナスもしっかり払い続けています。

会社員からすればエーワン精密は「理想的な企業」でしょう。梅原さんの「社員を愛する気持ち」が給料に反映され、首切りゼロという偉業を達成しているのです。

【独自技術なし!? オンリーワン技術はない!】

梅原さんは「ウチの会社はオンリーワン技術なんてない」と語っています。

普通、町工場というものは独自技術がないと厳しいビジネスになります。他社に負けない技術があればそれだけ発展を遂げることができますが、エーワン精密は独自技術がないのです。

なぜ、オンリーワン技術がない状態で高利益を維持することができるのか?

その答えの秘密は短納期です。

エーワン精密は「超短納期」を武器に黒字維持を続けてきた優秀企業です。他企業の要請に素早く対応し、迅速に製品を届けるからエーワン精密は発展を維持することができたのです。

「ウチの会社は明るい」と語ったことがありますが、それは梅原さんがエーワン精密を勝ち組企業に育て上げたからです。勝ち組企業とは利益を出している会社のことを指し、負のオーラが漂っていない会社のことを言います。

創業以来利益にこだわり続けてきた梅原さんは、長年黒字経営を維持する優良企業を作り上げた最強経営者の1人です。

【ザコの集まり!? エリートではない集団がなぜ利益を生み出す?】

梅原さんは以前、テレビに出演したときに自社の人材の質についてこう述べています。

「エリートではない。ザコの集団」

誤解を招く発言ですが、梅原さんは誰よりも社員のことを愛している経営者です。

この「ザコの集団」という言葉も冗談が混じっているのでしょう。もし本当にザコの集団だと思っていたとしても、エーワン精密の「短納期」というビジネスモデルが秀でているから黒字経営を維持することができるのです。

梅原さんの採用手法は非常に独特です。

1人社員を雇うと、その社員の家族も雇うという経営を実践しているのが特徴です。兄弟がエーワン精密で働いていることもあり、「人材の質」に対してこだわっていないことが分かります。

エーワン精密は「短納期」という差別化に成功しているのが大きいのです。

エーワン精密が製造した部品を欲しがる企業はたくさん存在します。他企業は「機械を動かす時間」にこだわっており、機械が動いていない間は機会損失が発生すると考えているのです。

そのため、エーワン精密に生産を依頼すれば超短期間で納品して貰うことが可能になるため、無駄なく機械を動かすことができるのです。だからエーワン精密は安売りをしなくても良く、高い利益率を維持することができます。

【僕はあの子たちの親。社員を愛する梅原さんの経営哲学】

梅原さんは社員を心から愛しています。

「社員は僕の子供だと思っている」と語る梅原さんは、社員を一生面倒見るつもりで雇っています。


終身雇用は当たり前で、ボーナスも給料もしっかり支払うのが梅原流の経営術です。

梅原さんが社員を大切にしているから、社員は梅原さんの気持ちを汲み取って「頑張ろう!」と高いモチベーションを維持しているのです。

「どんなバカでも我慢して使ってきた」と語る梅原さんは、社員を育てる意識が強いです。

時間をかけて社員を育てるからエーワン精密は数多くの「人財」を手に入れています。

最近はヘッドハンティングという形で即戦力を引き抜き、人材育成を蔑ろにする企業が多いのですが、そういう会社は「成長ノウハウ」を得ることができないので持続的成長を遂げるのが困難になります。

社員を安易にリストラし、人材を使い捨てにする会社が多い中、エーワン精密は「人材重視」の姿勢を貫いて立派に輝き続けているのです。

社員と確かな絆を結び、社員を一生面倒見る気持ちで経営を続けてきた梅原さんは現代の経営者が見習うべき存在ではないでしょうか。

【エーワン精密株の評価】

エーワン精密は先ほど解説したとおり、梅原さんが生み出した「短納期」がウリの会社です。長年黒字経営を続け、無借金経営を維持しているエーワン精密は「資産株投資」が適しています。

大手企業を見てもエーワン精密以上に財務状態が優れている会社はなかなか見つかりません。

安定配当を維持しており、株主還元意識も高いエーワン精密は「社員だけではなく、株主にも優しい会社」として高く評価されているのです。

現在、梅原さんは社長の立場に身を置いていません。今後もエーワン精密は「社員に優しい会社」という長所を守ってほしいと私は願っています。


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