カーティス・フリーズは何がしたいのか【誰得なカーティスの画像集】

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矛盾だらけの行動を続けているカーティス・フリーズ。


出典 archives.starbulletin.com


そもそも人間とは矛盾した生き物であり、他人が矛盾した行動を取ってもそれは本質的には仕方ないと考えることができます! まあ、そんな人間論はどうでも良いのですが、一体カーティスは何がしたいのでしょうか。

今までの行動を分析するとカーティスは矛盾しまくっています。

太陽光発電ビジネスを始めると言いつつ、太陽光の資金を流用して豊商事のTOBを決断! 増資先の株は長期保有すると言いつつ、短期間で既に捌き始める! 更に自社株買いもすると言いつつ、結果的にゼロ!

こんな信用できない経営者がいるでしょうか?

いや、いない。

少なくとも表面の行動だけ見ればカーティスは信頼できません。しかし、それがカーティスの良さであり、このくらい狡猾でないと競争が激しい金融業界で生き残っていくのは困難であると私は評価しています。

1番の矛盾点は東宝不動産裁判を控えているのにも関わらず、豊商事に対して400円という格安のTOB価格を提示したことでしょう。東宝不動産裁判は関係者によれば「1株当たりの純資産は2500円にも及ぶ」と見られていますが、1株の取得価格は735円ということで大騒動になっています。

このような問題を控えているのも関わらず、なぜカーティスは400円で豊商事をTOBしようとしたのか?

正直な本音を言うと、最初から400円でTOBが決まるとはカーティスは考えていないとは思うんですよね。


出典 archives.starbulletin.com

むしろこの展開はカーティスのシナリオ通りではないでしょうか。プロスペクトは豊商事のTOB価格を引き上げたとしても十分対処することができるのです。太陽光の資金を忘れてはいけません。

豊商事のTOB価格をあえて低めに提示したのは、「東宝不動産裁判に繋げる」という思惑があったからではないでしょうか。

どういうことかと言うと、今回豊商事のTOB価格を引き上げれば「不当な安い価格ではダメだと気づいた。だから我々はTOB価格を引き上げる。この結果を見てどう思う?」とメッセージを世間に送ることができるわけです。

東宝不動産裁判は東宝不動産株の取得価格の安さが問題になっていますが、豊商事に対するTOBも同じ問題を抱えています。

要するに豊商事がゴネてTOB価格の引き上げを要請するのはカーティスの理に適っているのです。TOB価格を引き上げれば世間の印象が変わります。

世論を味方にすることができるので、TOB価格を引き上げて豊商事のTOBを成立させれば東宝不動産裁判でも優位に立てるというのがカーティスの考えではないでしょうか。(裁判の結果とは直接関係はないと思われますが、間接的には関係します)

しかも豊商事は買収防衛策は取る予定がないと公言しています。

従来の常識で考えればこの判断は明らかにおかしいのですが、要するに「TOB価格をどうにかすれば応じてやっても良い」と言いたいのではないでしょうか。だってもう豊商事は対抗する姿勢がないのですから。あかつきも多々良さんも高い値段で売りたいはずです。(推測です)

TOB価格を引き上げてもプロスペクトは十分対応することができる。それどころか不動産裁判に向けて自社の活動をアピールすることができる。だから今回豊商事が反対したのも、カーティスからすれば「想定の範囲内」としか思えないわけです。

仮にTOBが失敗したとしてもプロスペクトが損する可能性は非常に低いですし、「どちらに転んでも問題ない」という状況に身を置いています。

やはりTOB価格の引き上げが有力シナリオとして考えられますが、これを実現すれば豊商事も顔を立てることができます。自分たちが交渉した結果、TOB価格を引き上げることができたと世間から評価されますから。プライドの高い豊商事はメンツも欲しいでしょう。TOB価格が上がれば交渉上手として評価され、自分たちの顔も立つでしょう。

自社株の件はインサイダーに引っかかる可能性があるため、自社株買いを行わなかったのは悪いことではありません。ただ、カーティスは「1度やるといったことをやらない」という癖があるため、カーティスを100%信じるのは危険だと思っています。

ただ、逆の見方もできます。

カーティスは時勢を見据えて臨機応変に行動する「対応の早い経営者」と評価することもできるのです。私はカーティスが本気で優秀だと思っているからプロスペクトの株を保有しているのですが、矛盾していると見られる行動も「想定通り」という可能性が高いのです。

なぜそう言い切ることができるのか?

カーティスは自社ホームページで「当社は、新商号が示すとおり、「未来を見通す力」をもって、これからも変化し続ける環境の中で発展・成長をしてまいります」と公言しています。


カーティスの言う未来を見通す力が本物であれば、豊商事の反対なんて想定の範囲内でしょう。何と言ったって日本で敵対的TOBを成功したのは2000年以降事例がないのですから!

ホルダーにとって安心できるのは「どちらに転んでもプロスペクトは損しない」ということでしょう。様々なシナリオが想定できるので「これだ!」と断言することはできません。最高のシナリオは豊商事のTOB価格を引き上げ、TOBを成功させること。そして豊商事の顔を立てて東宝不動産裁判の世論を味方につけるという展開ではないでしょうか。

さすがにTOBが失敗したら株価は下がると思いますが、企業としてのダメージはほとんどありません! 我々株主は「カーティスの未来を見通す力」が本物か否か、見守るのが得策であると考えられます。

最後に余談ですが、私が集めたカーティスの画像集を張らせて頂きます。


出典 the.honoluluadvertiser.com


出典 www.youtube.com


出典 shidler.hawaii.edu


出典 article.wn.com

ほんと、どの顔を見ても悪そうな笑顔だよなー(笑)

いや、褒め言葉ですよ。本当に悪だと思っていたら私はプロスペクトの株は保有していませんから……。それにしてもカーティスの顔は好きだ。カーティスは本当はとても優しいのかもしれませんが、顔だけ見るとダークなイメージになります。

でも、それがカーティスの魅力の1つでしょう!

私はカーティスのように個性が強い経営者は大好きなんです。一筋縄ではいかない株、一筋縄ではいかないカーティス。矛盾だらけのカーティス。しかし、自分はどう転んでも優位なポジションに立ち続けている。

凄く良い……。これがカーティス。これがプロスペクトの胡散臭さの魅力です。


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