山海嘉之【CYBERDYNE】

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名前 山海嘉之(さんかいよしゆき)
CYBERDYNE(サイバーダイン)株式会社代表取締役社長



生誕 1958年岡山県生まれ
2004年6月 CYBERDYNE株式会社設立
2014年3月 CYBERDYNE東証マザーズ上場

サイボーグ型ロボットを通じて人々を助け、「寝たきりゼロ」を目指す偉大なる研究者、山海嘉之。


 

【世界初のサイボーグ型ロボットを開発! 海外から多くの注目を集める山海社長】

山海社長は東証マザーズに上場しているCYBERDYNE(7779)を経営しています。

筑波大学助教授というエリート街道を歩み、ロボット研究に力を注いだ山海社長は「世界初のサイボーグ型ロボット」を開発しました。

ロボットスーツHALを生産した山海社長は、「ロボットスーツを通じて世界中の人々を救いたい」と公言しています。HALは最新テクノロジーが詰まっており、「ロボットスーツを着用すると50kgの荷物を数kg感覚で持ち上げることができる」という特徴があります。

 

山海社長が開発したHALはドイツで大きな注目を浴びており、これは高齢化社会を救うロボットだ!」と絶賛する人も少なくないのです。

HALは身体障害者や高齢者のために開発されたロボットで、「HALを利用することによって歩行困難な高齢者も歩けるようになる」というのがメリットです。

リハビリ目的でもHALは活用されており、今後は「リハビリ・高齢者支援・身体障害者支援」の役割を担うと予測されています。

ドイツでは「HALを使用した治療に対して公的労災保険」が適用されています。ドイツから適正な医療行為として認められているHALは、今後CYBERDYNEのグローバル戦略を成功させる上で大いに役立つと分析しました。

天才工学博士として知られている山海社長は「自分の頭脳」を最大限に発揮してロボットスーツを作ったのです。


 

【研究開発は困難なことだらけ。それでもロボット開発を成功させた山海社長】

HALの研究は上手くいかないことだらけでした。

「開発は何もかもが難しい!」と述べている山海社長。それも当然で、「全てがゼロ」の状態から開発をスタートしたのです。

最初はロボットスーツを着用しても上手く作動しないことがありました。

数多くの失敗を重ね、自分の頭脳を信じてついに開発することに成功したのがHALです!

「装着すると重量の5倍以上の荷物が持てるHAL」は、今後様々なビジネスで活用されることが期待されています。高齢者支援業務も有望ですが、労働用のロボットスーツを開発すれば世界の労働環境が変革する可能性があります。


HALは単品販売を行なっていません。「リリースやレンタル」を通じて利益を得るビジネスモデルを築いています。

山海社長は以前、インタビューで「個人向けだとレンタル料は月額3万8000円、その他メンテナンス費用が3万円弱を予定している」と語りました。これは完全なボランティア価格ですが、より多くの人々の役に立ちたければレンタル料を安く設定するしかないのです。

 

【人類救済のためにHALを開発! 山海社長の考え方が素晴らしい!】

私は山海社長が大好きで、山海社長の考え方・理念は本当に素晴らしいと思っています。

HALを開発したのも「将来、ロボットを開発して人の役に立ちたい」という思いを子供の頃から抱いていたからです。子供の頃から抱いていた夢を実現したのが山海嘉之という人間です。

「人の役に立つものを作りたい」

「人に喜ばれるものを作りたい」

「実用化されるものを作りたい」

以上の3つのコンセプトを抱いてHALの開発に成功した山海社長ですが、「人の役に立つためにロボット研究に精を出した」というのが本当に凄いと感じます。

山海社長のように「自利を1番に重視するのではなく、他利を優先する経営者」は本物です。


CYBERDYNE自体は赤字経営から逃れられないのが問題ですが、ロボットスーツは相当需要がある商品なので将来的に黒字転換は十分に可能だと分析しています。

医療福祉分野・重作業労働などでHALが利用される可能性はかなり高く、今後も研究開発を推し進めて「実用性に長けたロボット」を開発すればCYBERDYNEは世界に名を残す大企業へと発展することができるでしょう。

HALは軍事展開を行なう予定はありません。

ロボットスーツは「軍事利用」に適していますが、山海社長は「軍事利用を目的としてHALで利益を上げるつもりはない」と述べています。

実に素晴らしい考えです!

会社のことを考え、利益確保を重視するのであれば軍事利用も視野に入れるべきです。

しかし、山海社長は「HALは平和目的で利用すること」を望んでおり、第三者から軍事ビジネスを強制されていることを拒んでいます。

 

そのため、山海社長は「B種類株式」を保有しています。

CYBERDYNEはB種類株式に議決権を集中させており、株式市場で売買できるサイバーダインの普通株を買い占めても経営権を握ることができないのです。

「株主として経営に関して方針を変えられない」という不満や批判も根強く存在しますが、CYBERDYNEが議決権を山海社長に集中させているのは「ロボット技術の平和的利用を維持するため」です。

平和を愛する山海社長は軍事転用を防止するための策を実行しているのです。

 

【CYBERDYNE株は結局どうなのか?】

CYBERDYNEはかなり将来性がある会社です。

今後もロボット技術が発展し、HALも様々な分野で利用されるようになれば「世界を代表するロボットメーカー」として活躍することも可能です。

しかし、現状を分析するとCYBERDYNEはかなり危険な株です。

CYBERDYNEは2010年から2014年にかけて赤字経営を続けており、来期の業績予測も赤字のままです。HALが広がったら黒字転換することも可能だと思いますが、まだ当分時間がかかりそうです。

更にCYBERDYNEは注目度の高さから「投機株」として扱われています。株価も物凄く割高なので長期投資に向いているかと問われればかなり微妙です。

山海社長の実績、考え方、理念に共感できる方はCYBERDYNEの株を長期保有しても良いでしょう。

ロボットスーツを作り、ロボットを通じて人々を助ける山海嘉之。


山海社長は日本の歴史に残る偉人です。CYBERDYNEも黒字化を成し遂げて株主の期待に応えて欲しいところです。


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