なぜ若者は株式投資をしないのか

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なぜ若者は株式投資をしないのでしょうか。


出典 http://www.jsda.or.jp

上の図は「日本証券業協会」が平成25年8月1日から8月12日にかけて集めたアンケート結果です。

 

このアンケート結果を分析すると20歳から29歳までの若者は約1%しか回答していないことが分かります。

 

個人投資家の過半数60歳以上のシニア層になりますが、このデータを見る限り若者は本当に株式投資を行なっていないことが分かります。

 

株式投資は20歳以上であれば誰でも行なうことができるのにも関わらず、なぜ若者は株式投資をせず、シニア層ばかりが株式投資を行なっているのでしょうか?

 

この答えは単純で、「お金がないから若者は株式投資ができない」というシンプルな結論にたどり着きます。

 

大抵の若者はお金を持っていません。

 

お金を持っていないから株式投資に興味が湧かず、日々の生活費にお金を使用したりちょっとした贅沢を楽しんだりするためにお金を使ってしまうのです。

それに今は消費税が引き上げられていますし、中小企業や非正規雇用で働く若者にお金があるわけがないんですね。株式投資が若者に普及しないのはただ単に「お金がないから」の一言で済む問題なんですよ。

 

若者の立場で何百万も持っているとか、何千万も持っているとか早々ないですって。

 

株式投資の世界だと投資金額が何百万もあるのが当たり前ですが、普通の若者はそんなお金持ってないですよ。

 

株式投資自体は1000円あれば始めることができますが、ぶっちゃけた話1000円投資して得られるリターンはごく僅かなので「わざわざ少ない投資金額で株式投資を始める理由がない」と考える人が大多数なんですね。

 

これが株式投資の欠点だと思っています。

 

1000円から株を買えるのは確かに素晴らしい。

しかし、「1000円で株を買っても全然儲けられないし、それなら宝くじを買った方がまだ夢があるよね」という話になってしまうので、結局株式投資は資金力がある程度ないと大きく儲けるのが困難になります。

(個人的な意見を述べれば、投資資金が少なくても株式投資を始めた方が良いと思っています。経済と投資の勉強が捗りますから)

 

「100万円あればあなたも始められる!」というキャッチフレーズで有名なNISAですが、普通の若者は100万円も余裕資金なんてないですって……。

 

特に一人暮らしをしている若者は貯金を貯めるのが非常に難しいため、「株式投資にお金を回す余裕がない」のが現状になります。

 

生活に余裕が生まれれば株式投資も普及すると考えられますが、消費税引き上げや物価高の現状を見ていると「株式投資は一部の富裕層がお金を増やす手段」として活用されたままです。

 

若者は株式投資をしたくてもできないというのが現状になります。

 

若者の車離れという言葉もありますが、あれだって車を買う余裕がないから車離れが発生しているだけですよ。

若い内から車を買っている人もいらっしゃいますが、ローンを組んで車を購入したら毎月多額の支出が発生しますし、車を保有しているだけでバカにならない維持費が発生してしまいます。

 

そうなるとますます株式投資に資金を回すのが難しくなります。

 

私も若者と言われる立場ですが、「普通の若者に株式投資を勧めても無理」だと考えています。

今の若者は大半がお金を持っていません。

「それは若者が悪いからだ!」という意見も存在しますが、若い内から株に投資できるだけの経済的余裕を確保している人が少ないのが根本的な原因になります。

 

100万円貯めるのも大変な時代で株式投資は普及するのでしょうか?

 

今のままだととても厳しいと思っています。「若者は株式投資をしたくてもできない」という現状を打破しない限り、株式投資が今まで以上に普及するのは無理だと思っています。

 

私は1000円でも良いから若者に株式投資を始めて欲しいと思っています。

 

お金がないのは分かる。しかし、私が勧めたいのは「株式投資で儲けること」ではなく、「投資スキルを高めること」です。

少ない金額で株式投資を始めても投資スキルを上げることは可能です。

株式投資を始めれば経済に関して詳しくなったり、世の中の動きが理解できたりするようになるので、株式投資は自己能力向上という意味でも効果的だから若者は率先して株式投資をやるべきです。

 

「株を買うお金がない」のは非常に残念なことです。

 

「若者は株式投資を始める余裕もない」というのは完全な社会問題に該当することを我々はしっかり意識しなければいけません。


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