長期投資と短期投資では注目するポイントが異なる

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私は銘柄によって長期投資・中期投資・短期投資を使い分けている人間ですが、長期投資と短期投資では注目するポイントが異なると考えています。


短期間で儲けることを狙うときは短期投資、時間をかけて莫大な利益を手に入れることを狙うときは長期投資といった具合で投資スタイルを定めている人も多いのですが、長期投資と短期投資は根本的に違う要素が存在します。

短期投資の場合、注目すべきは「チャート分析と株価の動き」です。

業績を参考にして短期投資を行なう方法も存在しますが、チャートや株価の動きを分析して「短期間で利益を得るための策」を練るのが重要になります。短期投資で重要になるのは会社の業績ではなく、相場の流れを上手く読み取って株価の上がり下がりを予測することです。

「相場の動きを読み取る」と簡単に言っていますが、実際に相場の動きを当てるのはかなり困難です。

短期投資は運が絡むことが多々あるため、私がお勧めしているのは「短期投資に失敗したら中期投資に切り替える」という投資手法を実践することです。

短期投資に失敗すると即座に損切りを決行するのが重要だと言われていますが、中期投資に切り替えて「含み損を解消する」という選択を選ぶことも可能です。

短期投資は「目先の株価」を気にするのが重要になりますが、長期投資は逆です。

株価なんて気にしない方が良いのです。

「それはおかしい。長期投資でも株価が上がるのに越したことはない」という反論もあると思いますが、本当にそれは正しいですか?

本気で長期投資を実践する場合、私は株価が上がるより株価が下がった方が良いと思っています。

株価が安くなれば自分が信じている株を更に安く購入することができますし、「長期保有して株を売らない」という戦略を実践しているのに中途半端に含み益を得ても困ってしまうからです。

含み益は売らなければ利益になりません。

長期投資は「長年株を売らない」という戦略になるため、適当な期間で含み益を得ても全く意味がないのです。それならば今よりももっと株価が下がり、株価が大きく下がった段階で株を買い増しした方が良いです。

そのため、長期投資を実践するときは「株価が下がったら嬉しい」というマインドを抱かなければいけません。株価が下がったら株を買い増し、株を長期間保有して株価が大きく上がったら株を売却すれば良いのです。

そこで注目したいのは会社の成長率です。

長期投資を成功させたければ「大きな成長が期待できる会社」を選ばなければいけません。長期投資で1番重視しなければいけないのは株価ではなく、成長力です。

成長性に長けた企業の株を長期保有するのは理に適っていますが、株価を過度に気にする人は長期投資に向いていないのです。

長期投資を実践して儲けたければ、株価は本当にどうでも良いので「会社のビジネスモデルと成長率」に注目してください。

会社の中身を評価して株を買うのが長期投資の本質で、株価を気にして長期投資を実行する投資家は明らかに間違っているのです。

短期投資で重要となる視点を長期投資に持ち込んではいけません。多くの人は「株価」というものにこだわりますが、長期投資で株価にこだわりすぎるのは絶対にタブーなんです。

会社規模が拡大し続ければ将来的に株価は向上します。

「この会社はこの先も成長する!」と確信しているから長期投資ができるのであって、株価の増減よりも会社の価値に注目するべきです。長期投資は会社の価値を見抜く目と忍耐力が必要になるため、この2つの要素がないと長期投資を成功させることはできません。


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