会社が優秀だから株も良いとは限らない

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「会社が優秀だから株も優れていると決めつけるのは止めた方が良いです。

会社が優秀だから株も優れているとは限りません。


実際に優良企業の株価の動きを見れば分かりますが、「割高株は株価が下げているケースが多い」ことに気づきます。

つまり、会社が優秀でも株価が割高だと株として優れていないのです。株を分析するときは「株として優秀か?」という視点を抱いて株を調べてください。

例えばファーストリテイリング (9983)は会社として分析すると、ケチがつけられないくらい優秀です。増収・増益を成し遂げているファーストリテイリングの実力は本物です。会社として評価するとファーストリテイリングは世界を代表する優良企業ですが、株として評価すると微妙です。

PER値は41.04倍、PBRは6.48倍で非常に割高です。配当利回りも0.84%しかないので、大きな不労所得を得るのに向いている株ではないのです。

案の定と言いますか、ファーストリテイリングの記事を執筆したときは1株3万9015円だったのですが、現在の株価は3万5590円まで下げています。

「いくら会社が優秀でも割高な株は魅力が薄い」と思ってください。東証1部上場が期待できる成長株に投資するのはまだ理解できますが、東証1部に上場している割高株を買うのは非常に危険です。

株価が割高という時点で売却益を狙うのが難しくなるのです。

「それなら最初から売却益は狙わず、配当金狙いの投資を実行すれば良いんじゃないのか?」という意見もありますが、大抵の大企業は配当利回りが低いです。

配当利回りの高さで株を選ぶときも同じで、「割安で増収・増益を達成している株」を狙うようにしてください。個人的な意見を述べると、配当金だけを狙う投資は勿体ないと思います。どうせなら売却益と配当金を両方狙って大儲けする戦略を立てた方が良いのです。

「会社の名前だけを評価して株を買っている人が多い」のが現状です。

ファーストリテイリング、リブセンス、楽天は全て優秀な会社です。

しかし、株として評価するといかがなものでしょうか?

「社長の知名度が高いほど株が買われやすい」という法則がありますが、ネームバリューだけで株を選ぶのは本当に止めた方が良いです。優秀企業の割高株を掴んで多大な含み損を抱えている人が多いのですが、こういう人の大半は「割安性」を気にしていないという特徴があります。

増収・増益を達成している割安株もゴロゴロあるのですから、どうせ投資するなら割安優良企業に投資した方が良いと思いませんか?

株式投資.jpでSランク、Aランクに入っている企業の株は「業績を伸ばしており、割安という特徴がある株ばかりです。業績が伸びれば株価が向上するという意見は正しいのですが、「割高株は将来の成長も織り込んで株価が決められている」という点に注目しなければいけません。

「優秀な会社が優れた株とは限りませんよ」と言うと、「じゃあ業績が悪い株を買えば良いのか?」と返されることも多いのですが、私は業績が悪い株を買えと主張したいのではありません。

業績が良くて割安な株を買ってください。

何度も言いますが、株式投資で儲けるコツは1つしかありません。

株を安い値段で買えば良いのです。

成長を遂げている割安株を買って長い期間を見込んで放置していれば、嫌でも株価が上がります。世界経済の悪化や為替の影響を心配している人も多いのですが、大切なのは「企業の業績」です。

株式投資初心者が頻繁に負けるのは、「優秀な会社の株」を買うことに意識を集中させているからです。

会社が優秀でも株価が高ければその株はダメ株です。

日経平均株価がどんなに高くても「成長を遂げている割安株」はほぼ必ず見つかるので、「知名度が高いだけの株」を買うことのないように気をつけてください。


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