見えない資産に注目しよう!

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株の価値を分析するときに意識しなければいけないのが「見えない資産に注目すること」です。

一般的に資産というものは不動産や機械、設備などが該当しますが、正直なことを言うとこれらの資産を過度に重視する必要はありません。


不動産を多く保有しているから将来性があるというわけではないですし、現在使用している設備が秀でているから株を買うというのも非現実的です。

 

既にニーズがなくなっている生産設備を保有していても、負債であれば意味がありません。目に見える資産はいつ負債に転化するか分からないことを意識しなければいけません。

 

今は「見えない資産」を重視する時代です。

 

見えない資産とは一体何なのでしょうか?

 

見えない資産は「知名度、ブランド、戦略、知的資産、人材」などが挙げられます。

 

どれも会社を成り立たせるために重要となる要素ですが、私が特に重視しているのはブランドです。

 

株の場合、「会社のブランド価値が高ければ高いほど株価が割高になる」のがデメリットになりますが、逆に言えばそれほどブランドは重要ということになります。

 

ブランド力に秀でている会社は多くのリピーターやファンを獲得することができ、新商品を出しても売れる可能性が高いので「見えない資産を活用して経営を成り立たせている」のは確かな強みになります。

 

 

戦略も同じです。

 

意外と投資家が気にしないのが戦略です。

 

上級者は会社の経営戦略を意識して株を買うのですが、株式投資を始めたばかりの人は会社戦略を気にしないで株を買うことが多々あります。

確かに経営戦略の優劣を知るのは少し難易度が高いのですが、「見えない資産に注目する」という意識を持って会社戦略を分析することをお勧めいたします。

 

現状維持戦略や後退戦略は、はっきり言って資産価値が低いです。

 

株式投資で儲けたければ「会社の将来性」に注目しなければいけません。

 

成長戦略を打ち出しており、現実的に成長が達成可能だと予測できる場合、その戦略は「見えない資産」として評価することができます。会社の業績が伸びれば伸びるほど株価は向上していくので、見えない資産を意識して株を買うのは有効であることが多いのです。

 

例えばソーシャルゲーム業界。

 

最近は萌え系のソーシャルゲームが流行っていますが、ソーシャルゲーム配信企業の価値は「キャラクター」で決まると思ってください。

マーベラス(7844)が配信している俺タワーはヲタク受けする擬人化ゲームとして知名度を高めていますが、俺タワーが利益額を上げたければキャラの人気を高めることが重要になるのです。

 

キャラの人気がアップすればフィギュアを販売したり、派生型ビジネスを展開したりしたときに「大きな売上」が期待できるのがメリットです。

 

キャラクターの人気が向上すればゲームの課金収入も向上するので、「キャラクター人気も見えない資産に該当する」と考えるのがお勧めです。


出典 kannkore.com

上記の画像は俺タワーに登場するホイールローダーですが、仮にホイールローダーの人気が爆発的に高まったらどうなるでしょうか?

 

キャラ人気が高まると俺タワーの登録人数が増え、課金収入が向上し、派生型ビジネスの成功率も高まると予測されますが、果たしてホイールローダーの人気は見える資産として評価することができるでしょうか?

 

できるわけがないんですよ。

 

資産判断は非常に難しく、特定のキャラクターの人気を金銭価値に換算するのは難易度が高いのです。そのため、ホイールローダーの人気がアップしてもその人気は「見えない資産」に該当するのです。

 

ここが重要なポイントです。

 

会社もキャラクターも理論は同じです。

「人気が高まれば高まるほど売上が向上し、業績に良い影響を与えることは確実だが、目に見える資産として計算することができない」のです。

 

ここまでくれば「見えない資産」に注目する重要性が理解できると思います。

 

見える資産だけで株を評価するのであれば、IT企業の株は買う必要はありません。

 

なぜならIT企業の大半は大した資産を保有していないからです。サイトやソーシャルゲームは会社に利益を与える「資産」になりますが、それらの資産は見える資産として計算するのは非常に難しいのです。

 

株式投資で儲けたければ「見えない資産」も考慮して株の価値を分析する必要があります。

 

不動産、土地、在庫だけに注目する時代は終わりました。今は在庫リスクが存在しない情報資産やキャラクター資産に注目する時代です。

 

「見えない資産の資産価値をしっかり分析し、見えない資産価値の向上が予測できる株」は積極的に買った方が良いのです。


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