夢を見て株を買うのは良いことか?

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株式投資で儲けるために夢を見て株を買うのは良いことでしょうか?

私は株式投資に関しては現実主義者なので、「安くて業績が良い株」を買うように心がけていますが、夢を追って株を買う人を否定することはありません。

むしろ株式投資の王道は「応援したくなる事業を展開している会社の株を買い、大企業になることを期待する」のが本流だと思っています。

例えばミドリムシを通じて世界を救おうとしているユーグレナ (2931)は夢を見たくなる銘柄です。


ユーグレナはミドリムシで世界の栄養危機を解消しようと考えている会社で、ミドリムシの大量生産化に成功しているのがポイントです。ミドリムシは数多くの栄養素が存在しており、栄養不足解消にうってつけだとユーグレナは判断しています。

また、石油資源に代わる新たな新エネルギーとしてミドリムシは注目されています。

「ミドリムシでジェット機を飛ばす」を合言葉に、ミドリムシを燃料代わりにする研究が日々進められており、ミドリムシの可能性に期待を抱いて経営活動を続けているのがポイントです。

ユーグレナのように1つの研究に特化し、「世界を救う」という壮大な目標を掲げている会社は夢を追う価値があります。現在のユーグレナ株の人気は大変高く、予想PERは541.05倍、実績PBRは27.52倍で超割高株になっています。

「割高でも問題ない。ミドリムシの研究が進めば世界を代表する企業になる」と考えている投資家が多いので、ユーグレナの株はこんなにも高いのです。確かにユーグレナ商品を分析してみると第2のヤクルトに成長するポテンシャルを秘めていることが分かります。

ヤクルトは「美味しい・健康に良い・安い」という人間の望む3つの不変ニーズを満たしている商品です。

ロングセラー商品を作りたければ2つ以上の不変ニーズを満たせば良いと言われており、ヤクルトが爆発的ヒット商品として活躍しているのは3つの不変ニーズを満たしているからです。

ユーグレナの販売している『ユーグレナ・バー』は「美味しい・健康に良い」という2つの不変ニーズを満たしています。この先も研究を推し進めて「安い」という不変ニーズを身につければ、ヤクルトに次ぐ大ヒット商品を創り出すことも可能になります。

このように、壮大な目標を掲げてビジネスを行なっている会社は応援したくなる魅力があります。割安株投資家からすれば現在のユーグレナ株に投資するのは論外ですが、「夢を見て株を買う」のは決して悪いことではありません。

現在の株価が割高でも、夢が成就して大企業へと成長したら初期に株を買った株主は多大な利益を得ることができるのです。

CYBERDYNE (サイバーダイン)(7779)も夢を追いたくなる株として輝いています。

工学博士である山海嘉之(さんかいよしゆき)氏が率いるサイバーダインは、「介護用ロボットを開発して困っている人を救う」という目標を掲げています。


サイバーダインは世界初のサイボーグ型ロボットの『HAL』を開発した経緯があり、日本を代表するロボット企業としての活躍が期待されています。現在の業績は赤字で株価も割高ですが、多くの人が「ロボットの実用化」に夢を抱いているのです。

個人的な意見を述べれば、ユーグレナやサイバーダインのような夢溢れる事業を行なっている会社は大好きです。私が株式投資で夢を追いかけ続ける投資家ならば、間違いなく買っているであろう株です。

株価は非常に割高ですが、「割高要素」に目をつぶって株を買うのも一興です。

短期間の利益を求めるのではなく、超長期投資を通じて将来の利益を狙っていくのが「夢を買う株式投資」の基本になります。


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