自分のフィルターを通して物事を判断する

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株式投資で儲けたければ、自分のフィルターを通して物事を判断する必要があります。

自分という存在が確立されている以上、自分の意識や思考を無視して物事を捉えることはできません。客観的な意見を重視するのは良いことですが、意見の取捨選択も自分のフィルターを通さなければいけないのです。

人は希望的観測で物事を捉える傾向があります。

「この株は将来伸びるだろう。成長産業のビジネスなんだから大丈夫」

「借金が無い会社だから、少々業績が悪化しても問題ないはずだ」

「利益率が高い事業だから何とかなるだろう」

上記のように、株を選定するときに人が重視する部分は全く異なります。安全性を求める人もいらっしゃれば、着実に利益を出していく経営スタイルを評価している人もいらっしゃいます。

このように、物事を判断するときは自分のフィルターを通さなければいけません。世間的に正しいと認識されている意見でも、自分のフィルターが受け入れなければ意味は無いのです。

例を挙げてみましょう。

ゲームの専門学校に在学しているAさんという男性が、悩みを抱えていました。それは専門学校に2年間通っていたのにもかかわらず、何の技術も身についていないという深刻な悩みです。

このままいけばゲーム会社への就職は不可能になってしまうでしょう。ゲームプログラマーとしての実力が皆無ですから、まさに八方ふさがりという状況です。

絶望的な状況がAさんを襲います。


「俺はこのままで良いのか……」

「いっそのこと専門学校を辞めて、別の道を模索した方が良いのでは……?」

このように、Aさんは悩み苦しんでいました。

しかし、Aさんは自分のフィルターを通してあることを考えます。それは逃避にも似た考え方です。

(待てよ。確かにゲーム製作の技術は向上していないけど、この専門学校は就職に力を入れているから大丈夫だ。)

「この専門学校は就職に力を入れている」これは事実ですが、今のAさんの状況を加味すると就職は非常に厳しいのです。Aさんの親や知人は、Aさんがゲーム会社に就職するのは絶望的だと口をすっぱくして言っていますが、Aさんは聞く耳を持ちません。

(大丈夫。大丈夫……。就職に強い専門学校だから、何とかなるさ!)

上記の思考は、Aさんが最終的に出した結論です。

このように、現状や物事を判断するときは必ず自分のフィルターを通さなければいけません。他人がどうこう言おうと、辛らつな評価を下そうと、自分が納得しなければ全ての意見を受け入れません。

Aさんは、現実という名の悪魔を目の前に引っ張り出されるのは嫌なのです。客観的に見たら絶望的な状況でも、人は「自分のフィルターが受け入れない意見」を全て無視するため、最後は自分の判断次第になってしまうのです。

これが良いか悪いかは別として、人生を成功させたければ客観的な意見を取り入れ、感情に溺れることの無い冷静な心を養わなければいけません。

含み損を抱えてしまった株は、本当に復活する余地があるのか? 

株式投資で儲けられないのは、相場の流れが悪いからなのか? 

自分の腕は関係ないのか?

全て自己責任です。賢人が真っ当な意見を述べても、聞く側がフィルターを広げなければ「馬の耳に念仏」になってしまいます。株式投資で儲けたければ、自分の中に存在しているフィルターが正常に作動しているか確認する必要があるのです。

フィルターが誤作動を起こしてしまっていたら、株式投資で儲けるのは難しくなってしまいます。多くの人の意見を聞いて、フィルターのメンテナンスを行っていきましょう。


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