常識ほどくだらないものはない

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常識ほどくだらないものはありません。

そもそも常識とは何でしょうか?

常識というものは「住んでいる環境」によって変化します。例えば私達は好んでタコを食べますが、欧米人から見たらタコを食べるのは「気色悪い、ありえない」と批判する要素になるのです。


日本に住んでいる私達からすれば「どうしてタコを食べるのがおかしいの?」と思ってしまいますが、これが文化の違いです。

欧米人から見たら生卵を食べたり、タコを食べたりするのは「常識的に考えられない行為」であり、日本人は元から世界の常識から逸脱しているのです。

「常識は自分の生きている環境によって変わる」のが真実です。

だから常識はくだらないのです。

 

あなたは昆虫を食べますか?

大半の人が「食べない」と答えると思います。日本では一部地域を除いて虫食の文化は定着していませんが、タイではタガメやカブトムシといった「昆虫」を食べる文化が浸透しています。

アフリカでも一部の国では昆虫食が当たり前です。

この事実を知ったとき、短絡的に物事を考える人間は「気持ち悪い、信じられない」と思うでしょう。

それは完全に視野が狭い証拠であり、「自分の常識」に縛られているだけなのです。

世界で常食されていないタコや生卵を食べている日本人が昆虫食を批判するのは、「自分の常識に縛られて視野が狭くなっている証拠」です。

自分の中に植え付けられた常識が正しいと信じているから、他国の食文化を批判する安易な発想に繋がるのです。

常識は場所を移すと非常識になり、非常識は場所を変えると常識になるのです。

そのため、常識というものは「場所や土地によって変化するので一貫性がない」のが真実です。一貫性がないので常識は真理ではなく、「常識が正しいと思い込んでいる人間は視野を狭くするだけ」です。

 

この記事を読んでいるあなたは多分、株式投資をやっているでしょう。

それなら非常識な人間です。

意味が分からないと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、現在の日本で株式投資を行なっている人は全員非常識です。社会を見渡すと株に投資しているのは少数であり、多くの日本人は「預金」という形でお金を預けることを好みます。

預金派が大多数を占めている現代日本において、株式投資を行なっている人は「リスクを承知で株を買っているギャンブラーだ」と思われることが多いのです。

理不尽かもしれませんが、これが現実です。

これが日本の常識です。

常識には良い常識と悪い常識があることを知らなければいけません。

日本に生まれ、日本で育った私達は少なからず日本の常識に縛られています。

例えばタコを食べるのは「日本の食文化にタコが浸透しているから」であり、もしタイに生まれていたら昆虫を愛食していたのかもしれないのです。

個人の常識は生まれ育った環境で決まります。

株式投資も同じです。日本の投資レベルは非常に遅れています。

訳の分からない投資手法が幅を利かせている状態であり、「一般論として語られる投資戦略は誤りではないか?」と、常識を疑う思考を身につけなければいけません。

例えば日本の一般的な投資論に以下のようなものがあります。

「初心者は損切りルールを確立すべきです。損切りルールを決めておかないと、どんどん資産が減ってしまう可能性があるので持ち株の値段が15%以下になったら、機械的にロスカットしましょう」

これ、どう思いますか?

上記の文章を読んで、「ああ、損切りは大切なんだな」と短絡的に考えるのは危険です。

そもそも株式投資を続けていれば持ち株が15%以下になることは山のようにあるので、その度に損切りしていたら資産が減少し続けてしまいます。

上記の文章は「損切りしてリスクを減らすのが大切」という内容を主張したいのですが、このルールが絶対的に正しいと思い込む思考そのものが問題なんです。

せっかく優良株を購入したのに「安易な損切りルール」を忠実に守ったせいで損失を出し、利益を得ることができなかったというパターンも多々存在します。

株式投資は「個別株によって戦略を変えなければいけない」ので、1つの常識やルールに縛られて株を売買するのは危険なんです。

 

負ける人ほど常識に縛られています。

常識に縛られると思考や視野が「短絡的」になるので、自分で物事を考える力が減退します。何も考えないで「常識的に考えたらこっちの方が正しい」と判断するから、どんどん考える力が衰えていくのです。

株式投資で必要となる能力は「自分で考える力」であり、自分で物事を考えられない人間は株式投資で負けます。

特に常識に縛られている人は深く物事を考えていない傾向が強いので、株式投資に向いていないのです。

そもそも株式投資の世界は「個人投資家の9割が負ける」ので、現在伝わっている常識手法を実践すると「負ける可能性の方が高くなる」と思ってください。

株式投資は変人ほど勝てる分野になりますが、変人が株式投資に向いているのは「常識に縛られていない」からです。常識に頼らず、自分の頭でしっかりと考えて戦略を生み出せるから変人と言われている人たちは株式投資で勝つことができるのです。

逆に言えば一般人は「常識を守る傾向が強い」ので、株式投資の世界では不利になります。

普通の生活を送るときは「常識」をある程度意識した方が良いのですが、株式投資の世界で生き抜きたければ「常識は敵」だと思ってください。常識を重視するのは自分の思考に縛られている証拠になるため、柔軟に戦略を組み立てることができなくなります。

 

ちなみに、ビジネスの世界でも常識は不要だと考えています。

取引先の打ち合わせ時や他者と交流を持つときは常識を守るべきですが、優れたビジネスモデルの大半は「当時の常識から逸脱していること」が多いのです。

ある程度歳を重ねてしまうと常識に縛られてしまうことが多くなりますが、若い人は常識に左右されない傾向が強いので一部の人は独創的なアイデアを思いつくことができ、面白いビジネスを実行することができるのです。

IT関連で若い起業家が上場果たすことが多いのは「常識に縛られていないから」だと分析することが可能です。

ワタミも「お客様の奴隷になる!」という常識外れの理念を掲げて、お客様第一の接客を心がけたから大躍進を果たすことができたのです。

常識に縛られるのは完全なるデメリットです。

良い常識は受け入れ、悪い常識や理に適っていない意見は全て無視し、自分で考える力を身につけなければいけないのです。


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